アメリカのペンシルバニア州からのニュースです。
ある老夫婦が、あと数週間で49回目の結婚記念日だと思っていたら、
驚きの事実が発覚しました。
なんと・・・
彼らは独身のままだったのです。
神父さん(既に故人)が役所に証明書類を提出するを忘れたため、
そもそも入籍されていなかったようです。
奥さんが年金をもらえるかというのも大きな問題だそうです。
情報源&英文引用元
Couple married 49 years but paperwork never filed
■気になった英語表現<その1>
———————————————————————-
In a few weeks, Frank and Betty Skrout should be celebrating
their 49th wedding anniversary.
あと数週間で、スクロウト夫妻は49回目の結婚記念日を祝っている
はずだった。(ロイ訳)
———————————————————————-
should は「~すべき」だけでなく「~のはず」という意味合いもあります。
■気になった英語表現<その2>
———————————————————————-
Instead, they are in search of documentation to prove they ever
tied the knot on a warm autumn day when Dwight Eisenhower was president.
その代わりに、アイゼンハワーが大統領だった秋の日に結婚式を挙げたことを
証明する書類を彼らは捜している。(ロイ訳)
———————————————————————-
tie the knot は「結婚する(get married)」を意味するやや古い表現ですね。
president という単語が「役職」を表しているので無冠詞なのも要注意のポイントです。
■気になった英語表現<その3>
———————————————————————-
All these years we’ve been living in sin.
49年間ずっと、同棲という罪を犯していたことになる。(ロイ訳)
———————————————————————-
これは日本語に訳すのが非常に難しい文です。
live in sin は「同棲する」という意味合いがありますが、文字通りには「罪に生きる」、
つまり「婚前交渉」というキリスト教での罪を犯していることを指しています。
因みに、この発言は旦那(正確には彼氏)が冗談で言っています。
■気になった英語表現<その4>
———————————————————————-
I thought I was married, and I was a single guy all this time.
結婚してると思っていたら、ずっと独身だったんですね、僕は。(ロイ訳)
———————————————————————-
結婚している状態が be married です。
「結婚する」を意味する get married と混同しがちなので気をつけてくださいね。
ひとこと
日本だったら戸籍書類を見たら一発で発覚しますが、アメリカには戸籍がありませんからね。
(ご参考:アメリカには戸籍が無い!?)