[書評]「ちゃんと考えろ!」について、ちゃんと考えた本

 

...[書評]「ちゃんと考えろ!」について、ちゃんと考えた本


こんにちは、西澤 ロイです。
 
雲をつかむようなアドバイスって
ありますよね。
 
英語学習における代表例は
「英語で考えろ!」
というものです。
 
え、どうやればいいの?
と、頭の中がハテナマークだらけに
なる人が大勢でしょう。
 
世の中におけるそのような例の1つが
「ちゃんと考えろ!」
というものでしょう。
 
一体、何をどのように考えたら、
ちゃんと考えていることになるのか、
教えてくれた人っていましたでしょうか?
 
この、ある種、究極の問題とも言える
「ちゃんと考えろ!」問題に対して
非常にシンプルな答えを出した
人(=変人)がいます。
 
その名は、深沢真太郎。
 
私は2年ちょっとの間、
「めざせ!スキ度UP」
というラジオ番組で、
彼とご一緒させていただいた
ことがありまして、
 
以前彼が出した小説「論理ガール」
について、こちらに書評をアップ
しています。
↓↓↓

小説『論理ガール』は数学の本当の使い方を、堅苦しくない形で教えてくれた


 
その、深沢真太郎「大先生」が
2冊目の小説を出しました。
 
それがこの本、
『わけるとつなぐ』(ダイヤモンド社)
です。
 

 
見てください。
このシンプルな表紙を。
 
シンプルすぎて、小説だという文字さえも
書いてない。
 
でも中身は、「なでしこジャパン」に
憧れてサッカーを始めた女子高生の物語――。
 
弱小チームが、一回でいいから試合で
勝つために、「ちゃんと考える」。
 
ちゃんと考えて、勝てない理由を明らかにする。
ちゃんと考えて、練習をする。
 
そして、負けるかもしれない試合に、
彼氏に応援に来てもらうべきか否かを
ちゃんと考える――。
 
そして、ちゃんと考えたことを
行動に移した結果・・・
 
これは小説ですから、結末が一体どう
なるのかは、読んでのお楽しみですが、
著者の深沢大先生は、この本の
映画化を狙っているとかいないとか…。
 
この本は、学生から社会人まで
広く楽しめ、そしてとても勉強に
なるでしょう。
 
私もまさか、この手法が恋愛にまで
応用できるなんて驚きでした。
 
ぜひこの本を読むとよいのは・・・
・考えることが苦手な人
・論理的な思考を身につけたい人
・いま抱えている問題を解決するヒントが欲しい人
・思考フレームワークと呼ばれる
様々な手法がうまく使えていないビジネスマン
・物事の本質が好きな人

などです。
 
本のタイトルの通り、
ちゃんと考えるためにやるべきことは
「わける」と「つなぐ」のたった2つだけ。
 
ですから、頭の良し悪しに関わらず、
誰でも使える「論理思考」という
強力な武器が手に入る良書です。
 
『わけるとつなぐ』(ダイヤモンド社、深沢真太郎著)
 

 
P.S.
ちなみに、「英語で考える」には
どうしたらいい?というご質問への
西澤ロイ流の答えはこちらです。
 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。