弓道で調子のよくない日。

 

...弓道で調子のよくない日。


こんにちは、西澤 ロイです。
 
今日は、はっきり言って、
調子が良くなかったです。
 
もちろん、的の真ん中あたりを
狙っているわけですが、
4射とも枠ギリギリに外れました……
 

 
こういう射をしていると、
学生時代は先生から
「お前は枠を狙っているのか」
と茶々が入ったのが懐かしいです(笑)
 
さて、「調子が悪い」というのは
個人的には言い訳だと思っています。
 
これは僕の感性というか感覚的な
ものなのですが、弓道って、
小さな失敗を1つしただけであれば、
的に当たる、と思っています。
 
的は1尺2寸、つまり36センチ
あります。
 
良い射ができれば、狙ったところに
まっすぐ飛びますから、的の星(中心)の
周辺に当たります。
 
でも、小さな失敗を1つしただけであれば
まだズレは少なく、的枠の中には入って
的には当たるのです。
 
しかし、小さな失敗でも2つ重なったり、
失敗がもっと大きくなってしまうと、
外れてしまう――それが僕が感じている
当たりと外れなのです。
 
その上で、現役時代、特に大学3年生の
頃を考えてみると、調子が良くない日の
方がむしろ当たったりします。
 
調子のよい日は、ものすごく
当たりますよ。
 
でも、何も考えなくても当たってしまうから、
翌日になると、どこかを崩してしまい
やすいんです。
 
調子が良いと、油断しちゃうんです。
 
むしろ、調子が特に良くない方が、
気を付けるべきことを気を付けて、
失敗のない射ができるから、
きちんと当たるんです。
 
ですから、調子が悪いというのは、
言い訳なんですが、まあ、ブランクが
10年ありますから仕方がないですね。
 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。