橋本美穂さんによる同時通訳の文字起こしVol.2(西澤ロイの報告記者会見)

 

...橋本美穂さんによる同時通訳の文字起こしVol.2(西澤ロイの報告記者会見)


こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤ロイです。
 
先日、実施しました報告記者会見のYouTubeライブにつきまして、
通訳者・橋本美穂さんに同時通訳をつけていただきました。
 

 
その文字起こし第2弾をお届けします。
⇒第1弾はこちら。
 

橋本美穂さんによる同時通訳の文字起こしVol.2(5:40~9:22)

All right.
So now I’d like to talk about the story of what happened from all the way from publishing my book to facing the risk of them being scrapped.

はい、それではですね、出版から断裁の危機・・・までの今回のいろんな経緯、からまずお話ししたいと思います。
 
Oh I forgot one thing.
This press conference started from 12:12, but it’s going to end at 1 p.m, 13 p.m.
Right, that’s the time schedule.

あー、忘れてた。ごめんなさい、今日の、12時12分 から始まりましたけれども、終わりとしてはですね1時・・・と思っております。
1時までには終わる感じで、いきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。
 
All right, let me start about my story from publishing these books to facing the risk of having them scrapped.
So it’s about two books I wrote.
You can see them on both sides here, the red and the blue.

はい、ではですね、出版から断裁の危機までの経緯というお話をしていきたいんですけれども、まずですね、僕が今回の2冊の本ですね、えーこのこの両脇に、あるこの2冊の本ですけども、
 
And the reason why I wrote these books first of all is because the publisher came to me and said “Can you write a stress-free preparation for TOEIC test book?”
This is what Jitsumu Kyoiku Shuppan, the publishing house, came to me.

えー、これを書かせていただいた経緯としまして・・・
えー、こういうふうにですね、打診を受けました。
「頑張らないTOEICの本を書いてくれませんか?」
というふうに実務教育出版、の編集者さんから打診を受けました。
 
And my editor said that you know they already know that I’ve published a lot of books like “Stress-Free English Learning” series.”
“Stress-Free English Learning Strategy”… you know, “Stress-Free English Grammar”, “English Phrasal Verbs”, “Stress-Free English Vocabulary Building.”
So that’s why the publisher said can you write a “Stress-Free” preparation for a TOEIC test book.

これはですね僕が「頑張らない英語シリーズ」 、『頑張らない英語学習法 』、『英文法』、『基礎英語』 、『英会話フレーズ 』、みたいな感じでですね、あと『英単語記憶法』 、5冊のですね、「頑張らない英語シリーズ」というのを出しておりまして、
ま、これが、えートータルで十万部ちょっとくらい、出てるんですけども、
まあこういうのがあるので、
「頑張らないTOEIC の本書いてくれませんか?」というお話をいただきました。
 
And my answer was this.
“Can I take the ‘Stress-Free’ away?

そこでですね僕がさせていただいたご提案が、これなんです。
頑張るTOEIC本でもいいですか。
 
Can I take out the “Stress-Free” because for TOEIC tests, I think a little bit of stress or some pressure will pay off…
I mean, you’re gonna spend all this time and energy to study for TOEIC tests.
If you are and you’re gonna spend hours on Sunday going to the test and taking the test and coming home and it’s a lot of work.
So why just study for the test?
Let’s take… you know, let’s learn English so that you can really improve your English language.

・・・わざわざね、そのTOEICの勉強するんだったら、しっかりと力をつけてもらいたいと思うわけです。
ね、TOEIC・・・せっかく勉強して、せっかくこう日曜日の何時間 もかけて受けるとか、やっぱね大変なことですので、
だったらちゃんとね実力がつくことがいいだろう、ということで頑張るTOEIC本、をご提案させていただきまして、その提案が通りまして、
 
So we took out the “Stress-Free” and now it’s called “the Strongest Fundamentals for TOEIC Series”, and there’s listening and reading versions.
The red book is for listening, part one and two.

出来上がったのがこの2冊の本ですね『イングリシュ・ドクターのTOEIC L&Rテスト最強の根本対策』 でpart 1&2、という赤い本、
「赤本」と読んでますけどこれがリスニングに関するところですね。
 
And then the blue one is part five, this is for reading. So it includes grammar and also reading English as you read on from you know the front to the end.
Because you know often people read the last part of the English sentence, understand that and come back to the beginning.
But you know, not doing that, just reading it from the top.
That’s the kind of capability I teach in this book.

で、青い本、「青本」はパート5と書いてますけども、これリーディング、だから英文法ですとか、あとはね、語順通りに英文が読めるように。
こうね、英語を後ろから前に、戻りながら訳しながら読むとかではなくて、英語の語順通りにね、読めるように、そういう力を養う・・・そういう本、になっております。
 
And so, some of the features of these two books is that you don’t just solve English language tests. TOEIC is an English test.
But there’s always four answers.

はい、で、まぁこれの、実際に作っていってできた本があるわけですけども特徴としてはね、ただ問題を解くだけではない、
というところが挙げられます。
TOEICというのはね、基本的に4択、なんですよ。
 
And if you start preparing for a test that has four answers for each question, all you would do is just solve a lot of problems you know do your drills and just um… you know.
And you just do a test. Correct, incorrect, right, wrong.
And it just is um… taking a test for the sake of taking a test.

4択の試験となると勉強としてもね、ただね問題をたくさん解いて、で、解説読んで「あーできた」とか「あー間違ってた」とか、そういう表面的な学びになりやすいので
 
But I want people to learn English and be able to speak better English.
So that’s why I call it “fundamentals”.
Because I want everybody to understand the fundamentals through dictation.

これはね根本対策というふうに呼んでますけども、根本からしっかりと英語力がつくためのトレーニングとして、
例えばね、赤本のリスニングの方であれば、聞こえてきた英文をすべて正確に聞き取ってもらう、そのためにも書き取る というトレーニングしていただいたり、
 
Or, with the reading in the blue, I want people to understand grammar and really the structure of how English is constructed.
So that you don’t just… you know, work on tests… but be able to read English.

青本の、リーディングの方だとですね、単語それぞれの品詞がどうだとか、英文の構造をしっかりつかめるようになりましょうと。
英文の構造?骨格っていうんですかね、そういうところきちんとつかめるようになれば、しっかりとね、読める力がつくので、表面的なテクニックとかで問題が解けるのではなくしっかりと英語が読める力がつくと。
はい、そういう内容になっております。


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。