クレッグ・ジュンジュラス氏(セドナ在住のスピリチュアル・ティーチャー)インタビュー

 

...クレッグ・ジュンジュラス氏(セドナ在住のスピリチュアル・ティーチャー)インタビュー


今回のゲストはクレッグ・ジュンジュラス氏

11月のラジオ「頑張らない英語」のゲストは・・・
 
再び、外国人のゲストをお迎えしまして、
英語でのインタビューをお届けいたしました。
 
お呼びしたゲストは・・・
 
『心のゴミを掃除する方法』(主婦の友社)

 
の著者であり、アリゾナ州セドナ在住の
スピリチュアル・ティーチャー、
クレッグ・ジュンジュラス(Craig Junjulas)氏です。
 

 

知り合った経緯など

私ロイがクレッグと知り合ったのは、
上記の本を出した出版社の「主婦の友社」の
編集者さんのご縁です。
 
クレッグのセミナーに何度かご招待
いただいたことがあります。
 

「スピリチュアル」って怪しいですか?

まあ、スピリチュアルというと「怪しい」と
思う人が多いかもしれません。
 
私ロイも昔は、そういう怪しいのは超苦手でした^^
 
今では、だいぶ抵抗力がつきましたし、
spiritual という言葉の語源が深いと
思うようになりました。
 
なぜなら、spir- が「息」を表しており、
つまり、人間が息をしている/生きている
こと自体がスピリチュアルなのかもしれない、と
思うこともあります。
 
だって、生きていることって、科学でも
うまく説明がつかないんですよね。
 

今回は「教師」としてのインタビュー

さて、クレッグのセミナーに行くと、
「第3の目(サード・アイ)」
がどうこう……という話になったりしますので、
正直言って、私ロイも全くついていけません^^
 
でも、今回ラジオにお呼びして、
インタビューをしたいと思ったのは、
クレッグと自分には共通点があると思ったからです。

 
端的に言えば「ティーチャー」である、
ということ。
 
そういう視点で物事を見たときに、
クレッグにぜひとも尋ねてみたいことが
あったんですよ!
 
ですから、怪しいスピリチュアル的な
お話は「一切なし」ということで、
インタビューをお願いしました。

 
だから、クレッグに渡した台本には
以下のように書いておきました。
 
◆Premises(前提)
No past lives(過去生は無し)
No Higher Self(ハイヤーセルフも無し)
No Ascension(アセンションも無し)

 
ですから、怪しくないインタビューになったの
ではないかなと思っております^^
 

では、インタビューをご覧ください

インタビューはすべて英語で行ないましたが、
以下のような内容になりました。
 
・年に3回来日して、「創造性」について教えている
・好きな食べ物は?
・日本人の素晴らしいところ
・同時にブレーキがかかっている人が多い
・何かを「学ぶ」ときに最も重要なこととは?
・大人になることで、創造性に蓋をしてしまう
・「オープンマインド」でたくさん吸収しよう
・言語も基礎を押さえたら「感情」が大切
・映画を見ることもオススメ
・仮に言葉が分からなくても共感はできる
・日本はとても「パワフル」な国
・どうすれば世界にもっと貢献できるかを考えよう

 
映像付きで、YouTubeにUPしてありますので、
どうぞご覧ください。
(英語字幕も表示させることができます)
 

 

文字起こし&日本語訳

――Craig, it’s such an honor to have you on this program.
(クレッグ、あなたを番組にお迎えできて光栄です)

Craig: Thank you for inviting me.
(お招きいただきありがとうございます)
 

元々はNYで検査技師

――Thank you. Would you introduce yourself?
(ありがとうございます。自己紹介をお願いします)

Craig: My name is Craig Junjulas. I’m 65 years old.
(名前はクレッグ・ジュンジュラスで、65歳です)

I’ve been coming to Japan for about eight or nine years.
(日本に来るようになってもう8~9年ほどです)

I’m originally from New York.
(もともとはニューヨーク出身で、)

I was a laboratory technician, big corporation, and then became a metaphysical teacher, spiritual teacher.
(大企業で検査技師をやっていましたが、形而上学の教師、スピリチュアル・ティーチャーになりました)

And I’ve done many jobs.
(様々な仕事を経験してきました)

I’ve built houses in Sedona.
(セドナでは家を建てたこともありますし、)

I was a maintenance man in Manhattan in a big building.
(マンハッタンで大きなビルのメンテナンスをしていたこともあります)

So I have a very varied background.
(経歴として様々なことをやってきました)
 

教えているのは「創造性」を高めること

――And now you’re mainly a spiritual teacher?
(今は主に「スピリチュアル・ティーチャー」なのですか?)

Craig: Other people call me that.
(他人は私をそう呼びますが、)

I teach creativity – opening the mind and the heart.
(私自身は創造性について教えています。心を開くことです)

And when you do that you end up becoming more spiritual.
(心を開いていくと、結局スピリチュアルに行き着きますが、)

But that’s not my goal.
(そこが私のゴールではありません)

――Okay.
(なるほど)

 

次に進むべき道について伝えている

――So in Japan you have like seminars and group sessions?
(日本では、セミナーやグループセッションをやっているのですか?)

Craig: Yes, I do small groups, large groups.
(はい。少人数でも大人数でも教えています)

And I’m using intuition, creativity, and energy, conducting energy.
(私は直観と創造性、エネルギー、流れるエネルギーを使います)

Using self hypnosis to prepare myself.
(瞑想をして、自分の準備をした後、)

And then I give information based on what that group needs at that time.
(その集団がその時に必要としていることに基づいて情報を伝えるのです)

Their next step.
(彼らの次のステップについてです)

Not where I want them to go.
(私が彼らに行ってほしいところではありません)

What’s your next step naturally?
(彼らが自然と次に進むところはどこか?なのです)

――Hum. So you help them.
(彼らを手伝うんですね)

Yes. By opening the mind more.
(はい。意識をもっと広げることによってです)

――I see. I see.
(なるほど)

 

好きな日本の食べ物は…?

――So, how many times have you been in Japan?
(日本にいらっしゃるのは何回目ですか?)

Craig: When I started coming, I was… I started at a convention ISLIS – International Society for Life Information Science – as a volunteer speaker.
(最初に来日した時は、国際生命情報科学会のコンベンションで、スピーカーとして登壇しました)

And then people ask me to come back to do more classes and sessions.
(それから、クラスやセッションをもっとやってほしいと招かれるようになりました)

So I was coming three times a year… four times a year.
(最初は年に3回・・・いや、4回来ていました)

Now I’m coming three times a year for about six weeks each trip.
(現在は1年に3回来ており、各回6週間ずつ滞在しています)

――Okay okay.
(分かりました)

――So, what’s your favorite Japanese food?
(ところで、お好きな日本の食べ物は何ですか?)

Craig: Actually I like the spring rolls the best.
(実は、春巻きが一番好きです)

――Spring rolls!
(春巻きですか!)

Craig: Yeah, they’re sweet, have vegetables in it.
(はい、甘いですし、中には野菜が入っていますから)

(※ロイ注:中華料理の春巻きでしょうか?w)

And then I… like today I’m gonna go get spring rolls and salmon sushi.
(今日はこの後、春巻きと鮭のお寿司を食べようと思います)

――Salmon sushi. Wow. Sounds great.
(鮭のお寿司! いいですね~)

――Okay. You know, I believe that English learners, English learning Japanese people are future leaders of Japan, or future leaders of the world.
(私はですね、英語を学ぶ日本人は、日本の将来のリーダー、いや世界のリーダーかもしれないと思っています)

――That’s why I want to hear your advice or messages, you know, to… about how we can live a better life.
(だからぜひあなたからのアドバイスやメッセージを、よりよい人生を送ることに関していただきたいのです)

Craig: Okay.
分かりました。
 

日本人について、2つの特徴的なこと

――And what what do you think about Japanese people?
(日本人についてどう思われますか?)

Craig: Well, I like ‘em fine!
(もちろん、好きに決まってますよ!)

――(Laughter)

Craig: Well, when I first came here, I was confused. I didn’t know what to think.
(最初、日本に来た時、ちょっと困惑しました。どう捉えればよいのかよく分からなかったのです)

And what I saw first in the eyes was the heart.
(でも、最初に日本人の目の中に見えたものは、彼らの温かい心でした)

Wow! There’s such a genuine heartfelt response to questions.
(すごい! 質問に対して、なんて純粋で心からのお返事をくれるんだろうと)

I also saw restriction.
(でも同時に、制限も感じたのです)

So mentally I saw very tight thinking.
(心理的には、とても縛られた考え方をしているように感じました)

And then but emotionally I saw this beautiful flower in the heart.
(でも、感情の面では、心の中にキレイな花が咲いているのです)

So I said “what’s my job?”
(だから「私にできることは何だろう?」と考えました)

Well. Expand the mind.
(答えは、意識を広げてあげることでした)

And they’ll realize they have a spiritual heart on their own.
(そうすれば、彼らはスピリチュアルな心を持っていることに気づくだろうと思ったのです)

So that’s how I started teaching.
(そのようにして、私は教えることを始めました)

――Hum…
(なるほど)

Craig: But my response now after all these years… it’s kind of the same.
(そして、10年近くたった今でも、私が感じることは同じです)

There is a natural heart-oriented way of being here.
(心の中には、自然で、温かい気持ちが存在しています)

And there’s also the helping of others is very natural in the society.
(日本の社会において、他人を手伝うことも自然に行われています)

And I admire that.
(それは素晴らしいことだと思うんです)

――Okay.
(はい)

 

あなたには信じられないほどの可能性がある

――You know, you’re a spiritual teacher. And I’m an English teacher.
(あなたはスピリチュアル・ティーチャーで、私は英語のティーチャーです)

――Well, actually I call myself an “English Doctor”.
(むしろ、英語のお医者さんなんて名乗ったりもしているわけですが…)

――But we’re teachers and… so my next question is about learning.
(とにかく、我々はティーチャーですので、次の質問は「学ぶ」ことに関してです)

Craig: Right.
(どうぞ)

――And what is the most important thing when someone tries to learn something?
(何かを学ぼうとしたときに、一番大切なことって何でしょうか?)

Craig: Okay. First of all, realize that you have an incredible capacity.
(最初に、自分には信じられないほどの可能性があることに気づくことが大切です)

No matter what you study.
(何を勉強するのでも同じです)

If you could deep it off into it, if you immerse yourself, you expand.
(そこに深く入り込むことによって、あなたは広がるのです)

You expand like a sponge in water.
(スポンジが水を含んで大きくなるように、あなたは広がるのです)

You grow as you take on more information. You get larger mind.
(より多くの情報を手に入れることで、あなたは成長します。意識が広がるのです)

So I’d say the most important thing is to realize that…
(そして、私が思う一番重要なことは、次のことに気づくことです)

When we were children, we had millions and millions of neural pathways going through the brain.
(子供のころ、私たちの脳の中には、無数の神経経路が通っていました)

You look at something, you feel something.
(何かを見たら、何かを感じるのです)

You hear something and everything is new.
(何かを聴いたら、すべてが新しい)
 

学校で創造性の芽が摘まれてしまう

Craig: Then you go to school.
(でも、それから学校に通います)

And a teacher asks a question if you say “oh, I had a dream last night.”
(先生が質問をしますが、もしあなたが「昨日の夜、夢を見たんです」と言うと、)

You see. Don’t talk about your dreams.
(夢の話はしないように、と言われてしまいます)

――(Laughter)

Craig: Don’t talk about your emotions.
(あなたがどう感じたかも話してはいけません)

So in school we’re taught to be like everybody else.
(学校では、みんなと同じようにしているように教わります)

So we kind of lose that creativity, that uniqueness.
(ですから、私たちはあの創造性、あの独自性をある意味、失ってしまうのです)

And we actually as adults, we shut down about half of our brain. Half of our pathways.
(大人になると、神経経路の約半分、脳の半分くらいをシャットダウンしてしまうのです)

Now if you’ve been told in school, “memorize what’s on the board.”
(学校で「黒板に書いてあることを覚えなさい」とか、)

“Don’t tell me about your creative ideas.”
(「あなたの考えは話さなくていいです」と言われることで、)

Then you throw away your creativity.
(自分の創造性を捨ててしまうことになるのです)

And use the pathways of logic, of memory.
(そして代わりに「論理」や「暗記」という神経経路を使います)

And you shut down the emotional part of language and learning.
(そして、言葉の感情面や、感情面の学びに関するスイッチを切ってしまうのです)
 

英語を学ぶことは、意識を広げることでもある

So what I do in my work is I just re-open the old pathways which are childlike… innocence, creativity… innocence, creativity, wonder and experimentation.
(ですから、私がやっていることは、純粋さ、創造性、驚き、実験……などといった子供の頃に使っていた古い神経経路を再び開くことなのです)

So if someone is learning a second language, that to me says they’re already opening… going beyond the boundaries, trying to be more.
(もし、外国語を学ぶのであれば、それは意識を開こうとしていることだと言えます。母国語の枠を超え、広げようとしているのですから)

So they’re opening the mind.
(ですから、意識を広げることなのです)

So like a glass, the more open it is, the more comes in.
(コップのように、口が大きく開くほど、より多くが入ります)

If it’s already full of old things, it can’t get much more in it.
(もし、古いものですでにいっぱいなら、それ以上はほとんど入りません)

So I’d say the main thing is… approach learning with an open mind.
(ですから言いたいことは、学ぶときには、心を開きましょう)

The way you would read a book or watch a movie.
(まるで、本を読んだり、映画を見るときのように)

When you watch a movie, you’re not saying “is this real?” “is that real?”
(映画を見ているときには、「これ本当?」「あれ本当?」なんて言わないでしょう?)

――(Giggle)

Craig: You just say “I am affected this way.”
(単に「こんな風に影響を受けた」と言うはずです)

“The movie made me feel this” and “made me remember that” and “it made me imagine this” and “creates new thinking” etc.
(「その映画を見て、こう感じた」「あのことを思い出した」「このことを想像した」「新たな考えが生まれた」などと)

So the main thing is explore, experiment, open.
(ですから大事なのは、探検することであり、実験することであり、開くことなのです)

――Hum…
(なるほど)

 

英語学習の「次の段階」に進もう

――Many English learners just translate English into Japanese. Maybe they use old thinking.
(多くの英語学習者が、単に英語を日本語に訳してしまいます。それは「古い考え」を使っているようなものですね)

Craig: Right.
(そうです)

If you’re learning piano. Driving a car.
(もし、ピアノを習っていたり、運転を習っているなら、)

The first thing is learning how to operate.
(最初にするのは、操作方法を学ぶことです)

So you’re looking at the notes, trying to remember what that means, moving your fingers to match the notes.
(ですから、音符を見ようとして、それが意味するものを覚えようとし、音符に合わせて指を動かします)

But once you learn the basic language, then go to the next step.
(しかし、基礎を身につけてしまえば、次の段階に進みます)

Emotion of the song.
(感情を奏でるのです)

And eventually you know, first you start playing piano like this like a robot.
(最初はロボットみたいに弾き始めるかもしれませんが、)

But then eventually, your eyes are closed. Your fingers know what to do.
(やがては、目を閉じたままでも、指が勝手に動きます)

And you’re in the song, in the music and the passion of it.
(あなたはその曲や音楽と一つになり、情熱的になるのです)

So as you’re learning English, when you get used to a certain section,
(ですから、英語を学ぶときにも、ある項目について慣れてきたならば、)

Now expand it and use it romantically. Use it creatively.
(それを広げて、情感を込めて、創造的に使いましょう)

Have fun with it. Sing a song with it.
(楽しく使うのです。歌うように使うのです)

And that opens the old pathways.
(それによって、古い神経経路が開いていきます)
 

英語で映画を見るのもオススメ

――It’s maybe a little hard to learn that in Japanese English schools.
(それは日本の英語学校で学ぶことはちょっと難しいかもしれません)

Craig: Yes.
(はい)

Or you’re teaching basic piano.
(まあ、基礎を教えているということかもしれません)

But then once they learn the language,
(でも、一度基礎が身についてしまえば、)

Now watch an English speaking movie.
(英語の映画を見るのもよいでしょう)

You miss some of the meanings, but you’ll be getting the emotions.
(意味が分からないところもあるでしょうが、感情をつかむことができます)

Here’s an example.
(一つ例を出しましょう)

I don’t speak Japanese.
(私は日本語が分かりません)

I tried learning languages in seventh grade, eighth grade.
(中学1~2年の頃に外国語を学ぼうとしましたが、)

I have Dyslexia.
(そもそも読み書きが大の苦手であり、)

And bit of autistic spectrum.
(自閉症スペクトラムにも少し入っていますので、)

I have a very different brain.
(私の脳は、一般とは結構違うタイプなのです)

Memorization is not easy me. Even now.
(記憶するというのは私にとって簡単ではないのです。今でも、です)

――Hum.
(そうなんですね)

 

言葉が少しくらい分からなくても、気持ちは伝わる

Craig: When I’m doing a class, and the person is talking to the translator, I say “no, no, look at me.”
(私が講座をするときに、質問者が通訳に対して話しかけようとすると、私は「いや、私を見てください」と言います)

“You’re speaking to me, so I need to feel your emotions.”
(「私に話しかけてください。あなたの感情を私が感じれられるように」と)

“I need to see your eyes.” And get the message that way.
(「あなたの目を見せてください」といって、私は情報を得るのです)

“I don’t understand your words. But I feel what you’re feeling.”
(「あなたの言っている言葉はわかりませんが、あなたが感じていることは分かりますから」)

So that’s the second level of the language is the emotional content.
(それが、言語の第2レベル、気持ちを伝えるということです)

――Hum.
(なるほど)

Craig: So I say “tell me.”
(だから私は言います。「私に話してください」)

“Look at me and let the translator do their job over here.”
(「私のことを見てください。通訳にはこっちで仕事をしてもらいましょう」)

What happens is I start to get images as they’re speaking.
(何が起こるかというと、質問者が話していると、私の頭にイメージが浮かんでくるのです)

I start to feel the sadness in my heart. I start to feel a tear in my eye.
(私は、自分の心に悲しみを覚え始めます。目からは涙がこぼれ落ちます)

I don’t know what the words meant yet.
(でも、言葉が何を意味しているのかはまだ知らないのです)

Then the translator says “oh, her husband died last year.”
(そして、通訳がこう言います。「旦那さんが昨年亡くなりました」)

I’m already crying for him but I don’t know what the words mean.
(私は既に涙を流していますが、言葉の意味は分からないのです)

So there is the learning the language, learning the notes.
(ですから、言語や音符を学ぶという基礎があり、)

Then there’s the song and the passion.
(その後に、気持ちや歌、情熱があるのです)

So in the school you’re learning how to play the music and then practice, practice, practice… Using it different ways.
(学校だと、基礎的な演奏法を習い、あとはとにかく練習・・・という違うアプローチなのです)

――Hum. Okay. Thank you.
(なるほど。ありがとうございます)

日本は非常にパワーのある国

――We’re running out of time and what is your message to the listeners of this program?
(もうそろそろお時間なのですが、この番組を聞いているリスナーに向けてメッセージをお願いします)

Craig: Okay.
(分かりました)

Realize that you’re in a country that’s very powerful.
(あなた方が、パワーにあふれる国にいることを知ってください)

It’s an island.
(日本という島では、)

It’s somewhere where four tectonic plates come together.
(4つの大陸プレートがぶつかりあっています)

There’s the earth breathe underneath. There’s a lot of power coming through here.
(地面の下で、地球が呼吸しています。たくさんのパワーが集まるのです)

So, a lot of powerful people are born here.
(ですので、パワーを持った人たちがたくさん生まれます)

So, as you learn English, look at the world, look at your life and say “what can I do?”, “what’s more?”
(ですから、英語を学びつつ、この世界やあなたの人生に目を向けて、「私にもっと何ができる?」と言ってください)

“What can I do that’s more… that helps the whole earth?”
(「地球を手助けするために、私にもっと何ができるだろう?」と)
 

何か「理由」を見つけよう

Craig: So, I’m doing a simple thing. I’m writing a song.
(私の場合にはシンプルなことをしています。歌を書いているのです)

I’m taking an old song from the 50’s. 1950’s. “Earth Angel”.
(1950年代の古い歌で「Earth Angel(地球の天使)」という曲があるのですが、)

And I’m changing into “Earth Changes”.
(それを「Earth Changes(地球の変化)」に書き直しています)

And I’m gonna send it to Al Gore.
(それを、アル・ゴア元副大統領に送ろうと思っています)

(※ロイ注:アル・ゴア氏は環境問題に関する活動でノーベル平和賞を受賞しています)

And it’s about… pay attention to the earth changes and how can you help.
(この歌は、地球の変化に注意を払い、そして、どう地球を救えるかについて歌っています。

So find a cause. Find a second purpose… something you could contribute to.
(ですから「自分のための理由」を見つけましょう。何か、あなたが貢献できるものを見つけるのです)

Children’s hospital. Anything that extends you.
(例えば、子供の病院。あなたを広げてくれるものなら何でも構いません)

And then if you’re learning English, do it in a place that speaks English.
(もし、英語を学んでいるなら、英語が話される場所でそのことをやりましょう)

And that pulls you into higher knowledge.
(それによって、あなたをより高次なレベルへ、より高度な知識へと引っ張ってくれるでしょう)

So for the general of the people of Japan, I come here to help people open their hearts, open their minds more.
(ですから私は、日本の一般の方々に向けて、心をもっと開くお手伝いをするために来ています)

Because I believe you have something to offer the world.
(なぜなら、あなた方が世界に対して提供できるものがあると信じているからです)

That’s why I’m here.
(だから私はここにいるのです)

――So find a cause.
(「自分のための理由」ですね)

Craig: Even if it’s a small one that gets you started.
(どんなに小さなものでも、それがあなたを動かしてくれます)

And you connect with other people that have a similar intent.
(そして、似たような意図を持った人たちとつなげてくれます)

And then you lift each other up.
(そして、お互いを高めることができるようになります)

Instead of just being alone trying to learn something mechanically.
(ただ、一人ぼっちでいて、機械的に何かを学ぶのではなく、です)

Passion.
(あとは情熱ですね)

――Thank you very much.
(どうもありがとうございます)

――Craig, thanks so much for coming on the program.
(クレッグ、ご出演本当にありがとうございました)

Craig: Thank you for inviting me. It was fun.
(こちらこそ、お招きいただきありがとうございました。楽しかったです)
 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。