ダメだ・・・と英語を諦めそうになってしまいます

 

...ダメだ・・・と英語を諦めそうになってしまいます


英会話教材「Just In Case」で勉強している方からご質問をいただきました。

> ロイさんのテキストで、英語ができる気になりました。
>
> そして、以前購入した本で再度勉強していたのですが、
> 自分の中で、前もダメだった事を思い出し、
> 今回もダメなんだろうなぁという諦めの気持ちが
> 出てきてしまいます。

アインシュタインがこう言っています。

Insanity: doing the same thing over and over again
and expecting different results.

同じことを何度も何度も繰り返しやっていて、
違う結果を求めるのは「狂気」だと
アインシュタインは言っているのです。

彼の言葉はちょっとキツイ感じですが、
この世の中には「因果関係」が働いていますよね。

同じことをやったら同じ結果が出るのが当然です。
違うことをやって初めて違う結果が期待できます。

上達することをやれば上達します。
挫折することをやれば挫折します。

ぜひそんな風にシンプルにお考えいただくと
いいかもしれませんね。

 

ただ、もう1つ重要なことを付け加えておくと、
我々の行動は無意識に支配されています。

意識はホンの数%。

97%以上は無意識なのです。

いくつも教材を試してみたが、うまく行かない。

そういう場合には、無意識のうちに「同じ学び方」
をしてしまっている……という可能性が高いです。

教材は違う。
練習方法も違う。

でもそれ以外のところで、同じことをやって
しまっている、ということです。

例えば・・・

英語が話せるようになりたいから、
英会話スクールに通っている。

英語が聞き取れるようになりたいから、
たくさんリスニングをしている。

TOEICのスコアが欲しいから、
問題集を解いている。

こういった学習のやり方が実は
うまく行かない原因なんですよね。

ここは結構「盲点」なんです。

そして「教材が良くなかった」などと教材のせいに
してしまいがちです。

もちろん、教材が良くなかった可能性も否定は
できませんけどね^^

じゃあ、どうしたら良いのか?

これからおいおい書いていこうと思いますが、
早く知りたい、という方はぜひ
『頑張らない英語学習法』
を読んでみてください。


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。