こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
最近、「結果/成果にコミット」するという言葉が
多方面から聞かれるようになりました。
「コミット」は、ビジネスの世界で特に好まれる
言葉。「成果を約束してくれる」英語学習の
やり方があるならぜひともお願いしたい、
と思うビジネスマンが多いこともうなづけます。
しかし・・・
イングリッシュ・ドクターである私は、
「結果や成果にコミット」はいたしません。
結果/成果にコミットの落とし穴
なぜなら、そういうことを謳う英語学習法は
基本的に「スパルタ系」だからです。
別に、スパルタ系の学び方がいけないわけでは
ありませんが、人をかなり選びます。
そもそも、英語力というのは筋肉に近いですから、
やればやるだけ力はつきます。
筋トレをこなすことができたら、
どんな人でも筋肉がつくのと同様で、
英語のトレーニングをこなすことができたら、
どんな人でも英語力はつきます。
そう、「トレーニングをこなす」ことさえ
できたならば……。
ここに大きなハードルがあります。
大抵の人は、途中が心が折れます。
ですから、トレーナーが一緒にいて、
応援してくれることで何とか頑張れる。
(結果として高額なお金がチャージ
される、という仕組みのところが
多いような気がします)
そしてもう1つ、多くの人が気づいていない
ポイントがあります。
それは、普通の英語学習者は、
うまくいかなかった時に、自分自身を
責めてしまう傾向がある――ということ。
「自分には根性がない」
「私には英語の才能がない」
「またお金を無駄にしてしまった」
などと自分のことを責めてしまい、
再起するまでが大変になってしまうのです。
コミット系の教え方は、学習の「質」よりも「量」、
つまり「努力」によって壁を乗り越えようとします。
でも、努力では越えられない壁だった場合に、
「成果にコミットする」と言っていた事業者は、
実際には何の責任も取れません。
その言葉を信じて、まじめに歯を食いしばって
頑張った英語学習者の方々に返ってきてしますのです。
だから私は「結果にコミットする」ということは
絶対に言いません。
「病気が治ります」と断言する医者はいない
一般的なお医者さんを考えてみてください。
例えば、ガンなどの病気に対して
「絶対に治します」
「必ず治ります」
などと言う医者はいません。
あのドクターXだって、
「私、失敗しないので」
であって、
「私、絶対に治すので」
とは言わないのです。
病気は、医者だけが治すものではなく、
本人の心がけや努力も必要です。
また、この世の中は複雑ですから、
正しい努力をしているつもりで
できていないこともあるわけです。
ですから、英語を教える側が一方的に
「成果にコミットします」
と言うのは、何かおかしいと思うのですが、
それは私だけでしょうか?
イングリッシュ・ドクターがコミットするのは・・・
では、私がコミットできるのは何だろう?
と考えてみたところ、答えは「納得」という
ところに行きつきました。
多くの方は、英語を学びながら、
「納得した」
「腑に落ちた」
という経験をそもそもしたことがないのです。
そして、英語は「暗記科目」だと思い込んで
しまい、納得の得られないまま、暗記型の
学習を続けてしまっているのです。
しかし、私は10年前から
「英語は“納得”科目」
だと伝え続けています。
その中で少しずつ、以下のような
嬉しいご感想をいただいてきました。
ロイ先生の講義を受けて「腑に落ちる」感覚を味わえました。
ある程度英語に触れた経験のある大人だからこそ得られるものだと思います。
あー今まで英語やってきて良かった~!!!
素晴らしい講座をありがとうございました。
(T.K.様 女性)
『やっとやっと!! 生まれてはじめて英語をおそわったというか、
わかった!!という感覚を掴みました!!
大きなプレゼントをありがとうございました!!!』(匿名希望さま、女性、神奈川県)
『リスニングというとひたすら聞きまくるというイメージを持っていたが大間違いでした。』
(柳田 和成さま、大阪府在住、TOEIC480)
あなたが今まで得たことのない、英語に対する「納得」に、
イングリッシュ・ドクターはコミットします。