英語で話したい。
そう思っても、つい周りの日本人の目が気になってしまう人は少なくありません。
「下手な英語だと思われたらどうしよう・・・」
「文法が間違っていたら・・・」
その気持ちはよく分かります。
専門的には「peer pressure」と言いますが、仲間からのプレッシャーって
ありますよね。
ただ、ちょっと考えてみていただきたいのです。
上のように、気になってしまう人は、「ネガティブなことを言われる」
ことしか考えていない場合がほとんどです。
逆に
「英語が話せてカッコイイ!」
「ネイティブとコミュニケーションが取れてて羨ましい!」
そんな風に、ポジティブなことを言われる可能性もあるはずですよね!
「いやいや、英語が下手だから・・・」
などと思ってしまうかもしれませんが、であれば逆に周りの人に
「そのくらいの英語でもいいんだ!」
と勇気を与えることさえできるかもしれません。
ですから、ネガティブなことを言われる可能性ももちろん否定できませんが、
ポジティブなことを言われる可能性も十分にあるわけです。
ネイティブじゃない以上、誰だって英語はパーフェクトではありません。
(いや、ネイティブであったって、ネイティブの中で見れば、いろいろと
ツッコミどころがあるでしょう。)
であれば、周りの目をそこまで気にすることって、
本当に必要があるのでしょうか・・・?
また、もう1つ言えることがあります。
英語が本当の意味でできる人は、他人の英語が上手いとか下手といったことは
とやかく言いません。
なぜなら、ネイティブでない以上、いくらでも上達の余地がありますので、
常にどこかがダメなのが世の常なのです。
違う言い方をすれば、そのダメなところを肯定できるのが、
英語ができる人なんです。
他人の英語を聞いて
「あいつの英語はここはダメだ・・・」
なんて考えている人がいれば、それは100%英語が話せない人です。
自分が話せないから、他の人の足をひっぱるわけで。
ですから、周りの目が気になった時にはこうやって自分に聞いてみて下さい。
「そんな、英語が話せない人のことを気にする必要がありますか?」