How to Make Millions with Your Ideas(中級以上)

 

...How to Make Millions with Your Ideas(中級以上)


この本を読んでいて、ビジネスのアイディアがたくさん浮かんできました。
はっきり言って、この本の良さは書評などでは伝え切れません。

How To Make Millions With Your Ideas

アメリカのトップマーケッター、ダン・ケネディ(Dan S. Kennedy)氏の日本語訳されていない名著の1つです。

アメリカにおける様々なビジネスの実例を紹介しながら、大きなお金を稼ぐビジネスをやるための手法や考え方などを示してくれています。
例えばサービスを売ることや、情報商材(information products)を売ることを、可能性の高い方法として紹介しています。

はっきり言って、この本の良さは書評などでは伝え切れません。

英語は易しくは決してないですが、ビジネスを立ち上げたい方や、一従業員で終わることなくお金を稼ぎたい方、情報起業に興味のある方などには是非読んで頂きたいです。

実際、私はこの本を読んでいて、ビジネスのアイディアがいろいろと浮かんできました。
ビジネスのアイディアを探している方はきっとインスピレーションが得られるでしょう。

章立てを簡単に示しますと
・商品を扱うビジネス
・新しいビジネスアイディア
・サービスを売る
・フランチャイズ化
・ダイレクト・マーケティング
・テレビのインフォマーシャル
・情報商材
・プロモーション
・ビジネス自体を売る
などがあるのですが、こういった様々な切り口で多くのビジネスの成功・失敗の実例を挙げてあります。

そして折に触れて、

・ビジネスアイディアを見つける時のチェックリスト
(Dan Kennedy’s Creativity Checklist for Inventing or Reinventing Products, Businesses and Marketing Messages)

・情報商材を販売して成功するための公式
(Reliable, Duplicatable Formulas for Creating and Selling Information Products Successfully)

といった形でわかりやすくまとめてくれているので非常に参考になります。

さらにはこんなものまで。

・ビジネスをできるだけ高く売るためのステップ

英語に関してですが、決して易しくはありません。

ビジネスの実例が多数出てきますので人の名前や商品名など固有名詞が多く出てきて
こんがらがったり、英語が純粋によくわからないことも時々あるかもしれません。

しかし、そういった細かいところは飛ばして、是非核となる情報や本質を掴めばいいのです。
パレートの法則にもあるとおり、本の20%から80%の情報を得ることができますから。

ハリーポッターの1巻でダンブルドア校長がハリーに透明マント(invisibility cloak)を渡すときに “Use it well.”(うまく使いなさい。)という手紙をつけますが、それと一緒ですね。

価値のある情報がたくさん詰まっていますので、うまく使うべき本です。

因みに著者のダン・ケネディ氏は、この本は100万円(1万ドル)の価値があると言っています。
実際にそれだけの価値があるかどうかは、是非読んでみて(そして行動に移してみて)確かめてみて下さい。

 

How To Make Millions With Your Ideas (Dan S. Kennedy)

How To Make Millions With Your Ideas


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。