「I’m not sure if…」を確信が持てない時に使おう

 

...「I’m not sure if…」を確信が持てない時に使おう


[今回のストーリー]

「新年度で英語を始めました編」の第3回目です。

第1回目:what for?
第2回目:keep one’s fingers crossed

ボランティアの英語ガイドになりたいという友人に、ちょっと悩みがあるので会って欲しいと言われました。

実際に会ってみると、結構深刻そうな顔をしています。

“What’s happened?”
(どうしたの?)

“I didn’t do well in the TOEIC Test, and I don’t seem to be able to speak any better…”
(TOEIC試験は良くなかったし、英語が話せるようになったとも思えないし・・・)

“In short, I’m not sure if I’m making progress at all.”
(つまりさ、全然上達してないのかな。)

予想していたとおり、モチベーションの維持が難しくなってきているみたいです。

ラジオ英語講座はとてもよい番組なのですが、最初の1ヶ月で挫折してしまう人が多いのは事実です。

英語が身についている感触があまりないと、地道な練習ってなかなか続けられないんですよね。

“I think you are. But if you REALLY want to be good, maybe you should employ a better method.”
(上達してると思うよ。でもさ、本気で上達したいなら、もう少し良い方法があるよ。)

そう言って、友人にこの書籍を紹介してあげました。


[I’m not sure if…の解説]

sure は「確信」を表す形容詞です。

not sure ですので「確信/自信がない」ことを表しています。

何について確信や自信がないかという具体的なことは if … で表現できるのです。
(… のところには文章を入れて下さいね。)

if を「もし…」と覚えている方にはちょっとわかりづらいかもしれません。

でも、この if を「~かどうか」という訳語で覚えるのも、いまいちかなぁと私ロイは思います。

そうではなく if は、「仮定的な事柄を従える要素」だと捉えましょう。

  もし・・・私があと5キロやせていれば・・・

「もし」というのは当然ながら仮定ですよね。

  私にこれが全部食べられるかどうか・・・わからない

ほら、「全部食べる」というのは仮定的な事柄ですよね。

英語を捉えるときに、日本語訳に対応させるのではなく、このような共通性を
見いだすのが、私ロイが強くオススメしたいやり方です。

とにかく、I’m not sure if… というのはとても便利な表現ですよ。

是非使ってみて下さいね。


[I’m not sure if…を使った例文]

I am not sure if this is the best forum to ask this question.
「この質問をするのにふさわしいフォーラム(掲示板)かどうかわからないのですが、、、」

I’m not sure if I’m supposed to write this here.
「私がこのことをここに書いてよいのか自信がありませんが、、、」

  be supposed to で「~することになっている」
  be not supposed to で「~すべきでない」

I’m not sure if this is the same bug.
「これが同じバグなのか確信が持てません。」

  bug は「虫」ですが、ソフトウェアの「不具合」のことも指します。


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。