goだとtoなのに、leaveだとforを使うのはなぜ?

 

...goだとtoなのに、leaveだとforを使うのはなぜ?


こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
 
こういうご質問をいただきました。

Q.なぜleaveはleave forで、goはgo toと表現するのでしょうか?

 
これは、学校英文法における書き換え問題でも
出てきますね。
 
I gave her some flowers.
⇒I gave some flowers to her.

 
My mother made me a sandwich.
⇒My mother made a sandwich for me.

 
ここで、どうしてtoになるものと
forになるものがあるの?
というご質問と本質的に同じことです。
 
toを使う動詞は、例えば
・go
・give
・send
など。
 
日本語で考えてみて欲しいのですが
「行く」「あげる」「送る」と言われたら
「どこに?」とか「誰に?」ということが
気になりませんか?
 
その「行き先」を表現するのがtoであり、
ですから、上記の動詞はtoと相性が良いと
言えるでしょう。
 

 
では、make だとどうですか?
 
「作る」と言われたら、「何を?」と
思うのではないでしょうか。
「行き先」は普通、考えませんよね。
 
ですから、前置詞はtoとの相性が良くなく、
「~のために」を表すforの方が使われる
という風に考えてみてはいかがでしょうか。
 
そして、問題はleaveです。
 
leaveを「出発する」だと暗記していたなら、
「どこに?」と思うでしょう。
 
しかし、leaveの本来の意味は、
「(どこかから)離れる」

ことなのです。
 
そして「どこ?」から離れる、という
元の場所を目的語にして、例えば
leave Japan(日本から離れる)
などのように言います。
 
ですから、前置詞toではなく、
「漠然とした方向性(~方面)」
を表すforの方が使われる、
とお考えください。
 

P.S.
なお、leaveと一緒に前置詞toが使われない……
などとは私は言っておりませんし、そんな風
には考えないでくださいね。
 
Leave it to me.
(私に任せて)
 
という表現もありますからね。
 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、「TOEIC L&Rテスト最強の根本対策」シリーズ(実務教育出版)など、計9冊で累計15万部を突破(書籍の一覧はこちら
    北海道新聞「ひと2014」欄、雑誌「CNN english express」の巻頭インタビュー、「プレジデント」「日経WOMAN」「THE21」をはじめ、雑誌やTV、ラジオなどメディア出演多数。

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