西郷隆盛から学ぶ情のリーダー論(『西郷どん式 リーダーの流儀』書評)

 

...西郷隆盛から学ぶ情のリーダー論(『西郷どん式 リーダーの流儀』書評)


こんにちは、西澤 ロイです。
 
今日ご紹介する本も、約2ヶ月前に
出版され、ずっと気になっていました^^
 
以前、ご紹介した
『リーダーの一流、二流、三流』

というベストセラー本があります。
 
この本は、出版からもう半年以上が
経っていますが、駅構内の書店では
今もランキングに入っていたりします。
 
その著者である、人財育成コンサルタントの
吉田幸弘さんによる「意欲作」が、今日ご紹介する
 
『西郷どん式 リーダーの流儀』
 
なんです。
 
***
 
西郷隆盛といえば、幕末に活躍した
日本を代表するリーダーの一人。
 
著者の吉田さんによると、
 
・上司へのアプローチ
・部下の育成
・外国人との交渉

 
などなど、現代人にも必要なスキルを
多く持ち合わせていたそうです。
 
さらに、2度の島流しを経験しており、
それはつまり、現代における
左遷やリストラをされているのです。
 
それでも負けることなく、
リーダーとして戻ってくるパワーが
あったのが西郷隆盛であり、
 
来年(2018年)のNHK大河ドラマの
主役である「西郷(せご)どん」です。
 
吉田さん曰く、
 
西郷隆盛のリーダー論は
一言で言えば、「情」にある

 
のだそうです。
 
・部下が失敗してしまった時
・面と向かって批判をされた時
・相手を怒らせてしまった時
・島流しにあった時
・自分を島流しにした、相性の悪い上司に対して
・外国人をもてなす必要がある時

 
・・・そんな時に、西郷が取った行動は
現代の私たちにもきっとヒントになるでしょう。
 
私ロイは、西郷どんのことをもっと
知りたくなりました。
 
歴史がもっと分かると、西郷隆盛の魅力も、
リーダーとしての在り方が、もっと理解
できるんだろうなと思います。
 
大河ドラマ、超久しぶりに見ようかな…
 
『西郷どん式 リーダーの流儀』

 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。