PodCastやラジオ用収録に最適なスマホ用マイクを入手!(SHURE MOTIV MV88A-A)

 

...PodCastやラジオ用収録に最適なスマホ用マイクを入手!(SHURE MOTIV MV88A-A)


こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
 
私ロイはいま、4つのラジオレギュラーを持っており、
バックナンバーをPodCastにUPしています。
 
収録をする上で、マイクをどうするか?
という問題があり、しばらく悩んでいましたが、
結果的に最適と思えるマイクに出合えました。
 
同じような悩みを持っている方もいらっしゃる
と思いますので、情報をシェアしたいと思います。
 

マイクに関するそもそもの課題・悩み

私ロイがどんな状況だったか

4つレギュラーがあるうちで、
まず「頑張らない英語」に関しては、
生放送をするなら特に問題はありません。
 
木場にレインボータウンFMのスタジオが
ありますからね。
 
(写真はぜんじろうさんのご出演の時)

 
また、2つ目のレギュラーとなった
富士山GOGOエフエムでの
「5 Minutes English」
では、iPhoneに内蔵されたマイクで
ひとまず済ませておりました。
 
自宅で、周りが静かなタイミングで
録り、必要があればソフトでノイズを
削れば、全く問題ない音質にできたのです。
 
そして、3つ目のレギュラー、
すまいるエフエムでの
「めざせ!スキ度UP」では、
プロデューサーの私物である
3本のマイク&スタンドに加え、
小型のミキサーとICレコーダーで
収録をする形です。
 

 

私が持っていた課題や悩み

そして、ここで問題が表面化してきました。
 
「頑張らない英語」は月1で放送して
いるのですが、特に海外在住の方が
ゲストだと、生放送での対応はかなり
難しいのです。
 
またもう1つ、「英語でSpeak Up!」
という新コーナーが10月から始まりました。
 
こちらもゲストをお呼びしますが、
毎週5分のコーナーを生放送で行なうのは
スケジュール的に厳しいですから、
ぜひまとめて収録をしたいわけです。
 
ということで、最初は「めざせ!スキ度UP」の
プロデューサーにお手伝いをいただいていました。
 
(ダライ・ラマのNo.2、リンポチェ師

(東進ハイスクールのカリスマ英語講師、安河内哲也先生

 
上の写真に写っているマイクやミキサーが、
プロデューサーの私物です、はい。
 
もちろん、音声のクオリティを考えると
ベストなのは各人のマイクとミキサーがあって、
ディレクターがいて、音声レベルを調整して
もらいながら録る・・・ということでしょう。
 
でも、あとは目指すクオリティと
コストの兼ね合いになりますよね。
 
だから、自分1人だけで済む上で、
ある程度のクオリティを担保できる
ようなマイクがないかと思っていたんです。
 
また、その上で大切なのが
「マイクの指向性」
でした。
 

大事だったのは「マイクの指向性」

指向性というのは、どちらの方向の音声を
拾うか、ということですね。
 
「全指向性」のマイクであれば、
全方向の音声を拾(ってしま)います。
 
iPhoneのマイクはまさに全指向性ですから、
静かな部屋で1人でしゃべったり、
会議でのみんなの発言を収録するには
良いですが、ラジオにはちょっと向きません。
 
ラジオのスタジオで使うような
「単一指向性」のマイクであれば、
正面の音だけを拾います。
 
そうすると、少しくらい周りで雑音が
してもなんとかなりやすいのですが、
でも、マイクを人数分用意するわけにも
いかない・・・
 
といった感じで、しばらく悩んで
おりました。
 
まとめますと、ある程度の指向性があって、
ラジオ収録に使え(音質が良い)、
1人で扱えるマイクが欲しい!

 
ということでした。
 

自分のニーズに最適なマイクを見つけた!

そして、いろいろと情報収集した結果、
良いかもしれないマイクを見つけました。
 
それもiPhone6のLightningコネクターに
指せば(専用アプリを通じて)使えます。
 
ちょっと値段は張るので、
Amazonで注文したときは
ちょっとドキドキでしたが、
私のニーズをしっかりと満たして
くれて、今では大満足しています。
 
「頑張らない英語」のような
1対1でも大丈夫ですし、
 
「5 Minutes English」のような
1人しゃべりにもバッチリです。
(ノイズが少ないので、ソフトで
ノイズ除去する必要もないです)
 
さらに、先日出演させていただいた 
FM-JAGA(北海道帯広市)の
「英会話の玉手箱」。
 

実はこの収録でも、このマイクが
活躍したのです。
 
そのマイクがこちら。
 

 
Shureというメーカーの
コンデンサーマイクで、
MOTIVシリーズ MV88A-A
(iPhone iPad用)というものです。
 

 
この画像の感じ・・・と言いますか、
実際には90度まで曲がります。
 
Amazonの商品画像には、
下のような写真が載っていましたが、
ウインドスクリーン(風よけ)が
付属しています。
 

 
技術的な詳細などについては、
メーカーなり、Amazonなりの
ページをご覧いただくとして・・・
 
このマイクが、どうやって
私のニーズを満たしてくれているか
についてちょっとご紹介します。
 

役に立っている機能をご紹介

専用ケース

まず、こんな専用ケースがついてきました。
 

 
これを「かわいい」と思う人もいることでしょう。
個人的には結構気に入っています^^
 

5つのモード

録音のモードがあらかじめ設定されており、
以下の5つのモードの切り替えができます。
 
・スピーチ
・歌声
・フラット
・アコースティック楽器
・バンド

 

 
モードを切り替えるだけで、
簡単に場面設定を切り替えられる
イメージですね。
 
私は今のところ、常に
「スピーチ」
のモードで使っています。
 
ラジオやPodCastならば、
これを使う人が多いのでは
ないでしょうかね。
 

指向性の切り替え

そして、私ロイが個人的に、
このマイクの一番素晴らしいところ
ではないかと思っているのが・・・
 
専用アプリで、指向性を切り替えられる
 
という特徴です。
 
例えば、正面だけを拾う
「単一指向性」にすることも
できます。
 

 
私ロイは、このマイクを手に入れて以来、
「5 Minutes English」
の収録はこのモードで行なっています。
 
さらに、幅は60~135度に
切り替えることもできるのです。
 
(60度、75度、90度、
105度、120度、135度
の15度刻みで調整可)
 
そして、1対1のインタビューで
役立つのは以下の指向性(↓)。
 

 
「モノ双指向性」と書いてあります通り、
モノラルになってしまいますが、
ゲストさんと向き合って座りながらの
収録が楽にできます。
 
また、こんな感じでもっと広く
拾えるモードもあります(↓)。
 

 
このモードが役に立ったのは
まさに、先ほどご紹介した
「英会話の玉手箱」です。
出演者が3人いましたからね。
 

できないこと:生放送

このマイクで収録した音声は、
専用アプリに一旦保存する必要が
ありそうです。
 
つまり、収録後はPCに接続し、
iTunes経由で取り出す必要が
あります。
 
ですから、生放送的な使い方は
できず、あくまでも「録音(収録)」
をするためのマイクです。
 
***
 
ということで、私ロイが実際のラジオ収録で
重宝しているマイクについてご紹介させて
いただきました。
 
「Shure コンデンサーマイク MOTIVシリーズ MV88A-A」

 
まあ、値段が張るものですから、このマイクを
必要とする人は少ないかもしれません。
 
でも、例えば、PodCastやラジオなどに
向けた音声の収録があったり、
YouTubeやその他に向けた簡易的な動画
をスマホで撮りたいけど、マイクを別に・・・
というようなニーズがある場合など、
 
過去の私と同じような、マイクに関する
お悩みがある人に向けて、この情報が
少しでも役立てばうれしいです。
 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。