世界約150ヶ国で実施されているTOEICは、合否ではなく取得する点数で現在の自分の英語力を判断するためのテストです。
身近な内容からビジネ英会話まで幅広く出題され、どれだけの範囲で英語によるコミュニケーションが可能であるかということをはかる目的があります。
リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの各カテゴリーで出題されるため、総合的で実用的な英語コミュニケーション能力を判断することができます。
評価基準がグローバルスタンダードで設定されているため、TOEICの点数を示すことで外国でも自分の英語力をアピールすることができます。
書店などにも様々なTOEIC対策の教材が並び、初心者用の入門編や、高得点取得を目指す人向けの教材まであります。
《ビジネス英会話力の目安》
企業が新入社員に期待する英語力は450点~500点が最低ラインとされています。海外赴任で活躍したいとお考えであれば、650点以上を目標に勉強する必要があります。
・(400~)
街中の看板を見て、その店がどんな店で、どんなサービスを提供する店であるかを判断することができる。
・(500~)
交通機関の時刻表などが理解でき、カジュアルな雰囲気でのコミュニケーションにおいて簡単なあいさつや簡単な質問などを理解できる。
・(600~)
業務上のメモなどをじっくり読んで理解したり、ゆっくり話してもらうことで目的地までのルートなどを理解することができる。
・(700~)
日常的な業務の説明を理解でき、社内文書や通達を読んで理解できる。
・(800~)
英語で記載されているインターネット上の情報などを収集したり、同僚が業務上のディスカッションをしているのを聞いて内容が理解できる。
・(900~)
業務専門書などを読んで理解することができ、周りの人が普段行っている日常の会話を聞いて内容を理解することができる。
ビジネス英会話を自在に操れるようになるためには、基礎となる部分をしっかり固めておく必要があります。
「英語が話せるようになって何がしたいのか」をしっかり認識して、効率のいい勉強法で進めることが上達への近道です。