Facebookで良くないニュースには「いいね」が押せないなんて、もったいない!?

 

...Facebookで良くないニュースには「いいね」が押せないなんて、もったいない!?


こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。

Facebookをやっていると、良くないニュースなども時々目にします。
例えば、失敗してしまったとか、怪我をしてしまったとか・・・

そういった時に、
「いいね」を押せない
と言う人が結構います。

最近は「いいね」以外のボタンも増えましたので、
「悲しいね」とかを押せばいいのかもしれません。

ですが、そもそも
「いいね」を押せばいいじゃん!
と私は思っています。

なぜかと言うと、元々、Facebookは英語で開発されており、
「いいね」ボタンは決して「Good!」ではありません。

Like!
なんです。

英語では「気に入(ってい)る」という意味で like を使います。

日本語で「あなたが好き」と言うと「告白」のように
聞えてしまいますが、英語の
I like you.
は「(人として)気に入っている」という程度の意味合いであり、
性別に関係なく、友人に使ってもOKな表現なのです。

(告白したければ、love を使って I love you. ですね)

他にも・・・

I like your shirt.
そのシャツいいね。

I like what you said.
あなたの意見、私好きだわ~。

みたいな感じで、like は非常に便利な単語です。

 

さて、Facebook に話を戻しまして、
日本語的な感覚で使うのであれば、
良くない話なのだから「いいね」を押せない、
というのはよく分かります。

そして、別にその感覚を変えろというつもりも
毛頭ありません。

ただ、英語的な意味で
「あなたの書き込み、気に入ってるよ」
という気持ちで「いいね」を押している人が
いることもぜひ知っておいてくださいね。

間違っても、いいねを押されたことで
悲しくなったり、怒ったり・・・というのは
もったいなさすぎる誤解ですからね。


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。