suicide/homicide/insecticide/pesticideを語源で押さえよう【#122 5Minutes English】

 

...suicide/homicide/insecticide/pesticideを語源で押さえよう【#122 5Minutes English】


こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
 
コミュニティFMラジオにて、毎週水曜日の朝に
放送されている「5 Minutes English」。
第122回目のバックナンバーをお届けします。
 
今回のテーマは、接尾辞「-cide」がつく単語です。
 

今回のニュース:トレーラーが高速道路で整列したワケ

今回のニュースは、アメリカ、ミシガン州からです。
 
アメリカの高速道路に当たるインターステートの
696号線で写された写真が話題になりました。
 
13台ものトレーラーが整列し、高速道路をふさいでいるのです。
 

 
その理由はなんと・・・
 
続きはPodCastでお楽しみいただけます。
 
PodCast はこちら。
↓↓↓

      #122 5 Minutes English

 
【情報源】
13 trucks line up under a bridge to stop a man from contemplating suicide on Michigan freeway
 
↑ニュースの原文は「ハードルが高い」と思う方は
無料アプリ「英読(えいどく)」をどうぞ。 
 

接尾辞-cideは「殺す」ことを意味する

suicide(自殺)

sui-のところには「自分自身(self)」という意味合いがあるそうです。
 
ちなみに、動詞的に「自殺する」と言いたい場合には
commit suicide
のように表現するのが一般的ですね。
 
commit というのは、犯罪を「犯す」という意味でも
使われる単語です。
例えば「commit a crime」のように言うわけです。
 
「自殺は罪だ」というキリスト教的な意識が
おそらく言葉にも反映されているのではないでしょうか。
 

homicide(殺人)

homi-のところはhome(家)ではなく、homo-という接頭辞。
 
「ホモサピエンス」の homo であり、「人」を意味します。
 

insecticide(殺虫剤)

insectは「昆虫」などの「虫」を表します。
 

pesticide(殺虫剤)

pesticideも、insecticideと同様に「殺虫剤」と
訳されます。
 
pest とは「害」という意味合いですから、
害虫をやっつけたりする、という意味での殺虫剤が
pesticide なんですね。
 
このように、語源を押さえると、初めて出あった単語でも
意味を推測しやすくなりますので、非常に便利ですよ。
 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。