こんにちは、西澤 ロイです。
一緒に、木８のラジオ番組「めざせ！スキ度ＵＰ」をやっている
丸ちゃん、こと、丸山久美子さんが本日１２月８日、
初めて出版をしました。
本のタイトルは
『上手にあがりを隠して人前で堂々と話す法』
であり、丸ちゃんの素晴らしいメソッドが
よく伝わる良書ですので、ちょっとご紹介
させてください。
丸山久美子って何者？
まず、丸ちゃんが何者なのかを、私ロイが
仕事仲間として、分かっている範囲でご紹介
させていただきます。
彼女はＭＣであり、
１５年間で３，０００回の司会を
やってきた、すごい経験の持ち主です。
でも、私ロイがそれ以上にすごいと思う点が
２つあります。
１つは、よく「噛む」んです（笑）。
私ロイが初めて丸ちゃんと出会った時にも、
彼女は５０人くらいの前で
「噛んでもＭＣだから」
と堂々と言っていて、衝撃を受けました。
おかげで、ラジオ「めざせ！スキ度ＵＰ」内で
「カミサマ（噛み様）」
というニックネームがつき（私が名付けましたｗ）、
噛むたびに「シャラララー」という、カミサマが
降臨したような効果音が流れるようになりました。
そしてもう１つのすごいところは、
いまだに緊張しているところ。
それだけの経験値があれば、もっと普通に
できそうなものなのに、丸ちゃんは
「極度の緊張しい」
なんです。
ですから、ラジオの初回収録の時には
声が震えたり、指先が冷たくなったり
していました。
「よくそれでＭＣができるな」と
最初は思いましたよ、もちろん。
でも、これまで約１年間、丸ちゃんと
一緒にラジオをやらせていただき、
分かってきました。
彼女は、ありのままを受け入れて、
それを肯定しているだけなんです。
緊張しちゃうのは仕方がないんです。
だって新しいことにチャレンジして
いるんだから。
だから、緊張をなくそうとか、克服
しようとするんじゃなくて、隠せばいい。
緊張しているのが表に出ると、
見た目が良くないわけですよ。
「あの人緊張してる～」って見られて
しまったら、話が伝わらなくなって
しまいますからね。
そこで、緊張をしていても、
緊張していないように見え、
堂々としているように見える
テクニックを彼女は長年
研究してきたわけです。
そんな研究をしている人が
いることに驚きですけどね。
その数々が「めざせ！スキ度ＵＰ」の
中でいろいろと披露されていますが、
ホント勉強になります。
興味がある方は、こちらから
「まるプロ」のバックナンバー
を聞いてみてくださいね。
丸ちゃんが新刊に込めた想い
さて、丸ちゃんの新刊
『上手にあがりを隠して人前で堂々と話す法』
には、緊張とうまく付き合えるように
なるテクニックがたくさん書かれて
います。
大事なメッセージは、オビに
書かれている
「あがり症」は治せない。
なのです。
このことは、丸ちゃんが、出版記念
パーティーで語っていました。
世の中に出ているノウハウのほとんどが
「あがりを克服する」
「緊張をなくす」
というものなんです。
でも、丸ちゃんは言います。
「緊張をなくすなんて無理！」
緊張が悪いものではないんです。
だって、緊張してしまうのは、今までに
なかったチャレンジをしている証拠ですから。
そして、緊張してうまくしゃべれないのは、
緊張との正しい付き合い方ができていない
だけなんです。
緊張していても使えるテクニックの数々
本書ではまず、
・活舌をよくする方法
・口をほぐす方法
・喉をほぐす方法
・本番前に緊張をほぐす方法
・震える手を隠す方法
・震える体を隠す方法
・足の震えをごまかす方法
・緊張していても笑顔で写真に写る方法
などの、緊張と正しく付き合えるための
テクニックが書かれています。
緊張していても、誰でもできるような
シンプルなテクニックたちです。
そしてさらに、
・第一声で場の空気をつかむテクニック
・しっかり伝わる名前の言い方
・場慣れしているように見える立ち上がり方
・堂々としているように見える立ち方
・堂々と見える手の使い方
・場を盛り上げる拍手のやり方
・楽しそうな笑顔を作るテクニック
などなど、人前に出なければいけなく
なった時に、使えるテクニックが満載です。
人前で話すことって、多くの人にとっては
「非日常」です。
さらに、晴れの場だったりしますから、
失敗することができませんよね。
だから人前に出るに対して抵抗感を感じる人
が多いと思いますが、丸ちゃんは、そんな
緊張してしまう方たちの救世主だと
私は思っています。
緊張を「なくそう」とするのではなく、
うまく緊張と付き合えるようになる。
今までになかった、このコンセプトにピンと
来た方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか？
個人的には、人前に出ると緊張してしまう方は
必読の書だと思います。
『上手にあがりを隠して人前で堂々と話す法』
この記事を書いた人
イングリッシュ・ドクター 西澤ロイイングリッシュ・ドクター（英語のやさしい“お医者”さん）。
英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
TOEIC満点（990点）、英検は４級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。
著書に「頑張らない英語」シリーズ（あさ出版）、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』（ディスカヴァー２１）など、計１１冊で累計１７万部を突破（書籍の一覧はこちら）
日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。
関連記事
