エゴイヤ病は早急に“治療”すべき英語病
こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
日本人の2人に1人が英語嫌いだと言われています。
また、嫌いとまでは言わなくても、英語に対して
苦手意識のある人もたくさんいることでしょう。
私はそういった「症状」を「エゴイヤ病」という
英語病に分類しています。
そして、エゴイヤ病にかかってしまうと、
英語が上達しづらくなってしまうのです。
苦手な人とは一緒にいたくないのと同じで、
英語が苦手だったら無意識のうちに避けよう
としてしまいますよね。
また、重度のエゴイヤ病にかかってしまうと、
「やる気不全」を引き起こして、
挫折の大きな原因になってしまいます。
ですから、エゴイヤ病はできるだけ早く
なおした方が良いのですが、多くの方が
そういう発想になかなかなりません。
多くの人がエゴイヤ病を放置したまま、
歯を食いしばり、頑張って英語を勉強し、
そして、挫折していく・・・というケースが
あまりにも多いのです。
「犬」に喩えてみましょう
あなたは犬が好きですか?
犬の扱いが得意ですか?
犬の扱いが上手な人は、
こんな感じで、フツーに犬に受け入れられ
ますし、なでてあげることができます。
しかし、例えば小さな頃に、
犬に噛まれた経験があり、
犬を怖いと思っている人だったら
どうなるでしょうか?
その人は、まずビクビクしてしまう
でしょう。
そして、身構えたまま、恐る恐る
犬に手を伸ばそうとします。
その結果・・・
こんな風に、吠えられてしまう
ことってありますよね。
これ、犬は何も悪くありません。
犬に対して自分が思っていること。
犬に対して自分が取る行動。
そこに何らかの問題があるから、
吠えられてしまい、うまくいかない
のです。
英語に対する向き合い方を見直しませんか?
英語でも非常によく似たことが
起こっています。
英語は、身構えずに正しい方法で
やれば、1~2ヶ月程度ですぐに
話せるようになります。
しかし、そこで、英語に対して
誤解をしている人が多いんです。
そして、英語に対して間違った行動を
取ってしまうのです。
その結果として、うまく上達できなかったり、
挫折したりしてしまうのです。
英語の日常会話で使われる単語の
8割は中学英語であり、わずか
1,000単語程度です。
それを既に知っているはずなのに
「もう忘れてしまった」
と言う人がすごく多いんです。
そして、単語やフレーズを知らない
から話せない・・・などと勘違いを
して、ボキャブラリーを増やそうと
するから、できるようにならないのです。