英語の表現力をつける勉強にはもってこいの教材(但し入手困難?)
この本は、猫好きにはたまらない内容です。
9匹の子猫が生まれ、でも飼うことができないので、人にあげることになるですが、
元の飼い主が9匹それぞれに対して最高の飼い主を見つけてやろうとし、実際に1匹1匹が
新しい家でどういう生活をするかを追いかけるストーリーになっています。
Nine Lives というシリーズもので、この本では Emerald(エメラルド)、Amber(アンバー)と
Jet(ジェット)の3匹が主人公です。
(”A cat has nine lives.”、「猫に九生あり」という諺にひっかけてあるところがいいですね。)
シリーズの残りの2冊は
・Ginger, Nutmeg and Clove
・Daisy, Buttercup and Weed
です。
字が大きく、120ページほどの本で、子供向けだと思ってあまり期待せずに読んでいたのですが、結構面白いです。
やんちゃで冒険好きな子猫たちの行動にハラハラドキドキしてしまいました。
また、英語の使い方がとても勉強になる本です。
動詞の使い方がとてもうまく、猫の動きなどが生き生きとして感じられます。
英語の表現力をつける勉強にはもってこいの教材ではないかと思います。
と、ここまで紹介してきてから・・・このことをお伝えするのは申し訳ないのですが、
この本は通常には手に入らないみたいなんです。。。
私の場合には古本でたまたま見つけたのですが、本の裏には
This edition is only available for distribution through the school market.
(意訳:学校経由でしか手に入りません。)
と書いてありました。
アマゾンでも在庫はないみたいで、マーケットプレイスでの出品しかありません。
(しかも値段はかなり高額です。)
著者のBaglioさんですが、このNine Livesシリーズの他にも、動物を題材にした本をたくさん書いているみたいです。
興味のある方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
Emerald, Amber, and Jet (Nine Lives) – Ben M. Baglio