中学生からの英語の質問にガチで答えました(第1弾)

 

...中学生からの英語の質問にガチで答えました(第1弾)


疑問を持ち、解消していますか?

少人数での英語の講座では、私は質疑応答の時間を
多く取るようにしています。

なぜなら
「疑問がある=どこかでつまずいている」
ということであり、その疑問はできるだけ早いうちに
解消するに越したことはありません。

しかし、なかなか質問が出ない…というケースが
少なくありません。

別に、恥ずかしくて質問ができないというのではなく、
「質問自体が思いつかない」
という方が実は結構多いのです。

実はこれ、暗記に偏った英語学習をしてしまっている
弊害の1つなんです。

よく分からないことが出てきても、
そこで疑問を持つのでなく、
「英語はそういうものだ」
と自分に言い聞かせ、丸暗記する――。

その繰り返しの結果、疑問に思わないクセが
できてしまうのです。

 

中学生からの英語の質問

ではここで、中学生の拓海くんが私に送って
くれた5つの質問をご覧ください。

・Q1.母親が娘に”Ask your daddy.(お父さんに聞いて)”と言っていました。
家族なのに”your”というのが他人事のようで違和感を感じます。

・Q2.「おにぎり」は三角が多いのに何故「rice ball」というのですか?

・Q3.「Ultra」は辞書に「極端な」とありました。
 ウルトラマンは、どういう意味ですか?
 オリエンタルラジオ(Radio Fish)が歌っている「Ultra Tiger」は、どんな虎ですか?

・Q4.1つの文には動詞が1つ、と教わりましたが、
 ”Let’s go play outside.”は間違った英語ですか?

・Q5.同じ文字なのに、発音が違うのが分かりません。
 ”a”を「ア」と読んだり「エイ」と読んだりするのは、
 どう区別すれば良いでしょうか?
 また、アクセントがどこにつくかが分かりません。

いかがでしょうか?

微笑ましく思える、初々(ういうい)しい質問もあるでしょう。

「言われてみれば確かに!」という質問もあるのでは
ないでしょうか?

これらの質問に西澤ロイが答えました(動画)

これらの質問に、ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」の中で
ご回答させていただきましたのでぜひご覧ください。

友情出演:ヴォイスアップ・マスターコーチの宮川 晴代さん

あとがき

いかがでしたか?

疑問を持つこと。
そして、納得の得られる答えを手に入れること。

それが今までの英語学習では欠けてしまっていました。

ぜひこれからは疑問をもっと大事にしてみてくださいね。

「第2弾」へ続く


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。