I’m honored.(光栄です)の使い方

 

...I’m honored.(光栄です)の使い方


[今回のストーリー]

今日は、とあるセミナーに参加する日。

この日を、とぉーっても楽しみにしていました。

場所は渋谷。時間は朝の9:00から夜の9時まで。
なんと12時間ぶっとおし!

体力が持つかちょっと心配ですが、講師には
ネットで活躍している人たちが何と10人も。

これは話を聞かないわけにはいきません。

そしてセミナーが始まりました。

タメになる話が山盛りなのでたくさんメモを取っていると、
次の講師はメルマガをいつも隅々まで読むくらい憧れの○○○○さん!

一言一句を漏らさないように聞き入ります。

45分間の持ち時間はあっという間に過ぎました。

10分間の休憩になったので、○○○○さんのところに駆け寄り、
名刺交換を申し出ます。

“I’m honored to meet you!”
(お会いできて光栄です!)

○○○○さんは気さくに話しかけてくれたのでした。

さぁ、顔晴るぞ!
 

[解説]

I’m honored. は
「自分に取って名誉だ、光栄だ」
ということを表し、
フォーマルな場での使い勝手が良い表現です。

例えば、憧れの有名人に会えたときに
ぴったりの表現ですね。
 
I’m honored の後ろは、
多くの場合 to不定詞で表現します。

to不定詞で表現しきれない場合には、
that で文章を持ってくることもできます。

そんなに使う機会はないかもしれませんが、
ここぞという時に使えたらカッコイイですよね。

[用例]

“I’m honored to be here.”
「このような場にお招き下さり、とても光栄です。」

↑ちょっと意訳ですが、日本語でこう言いたいときに使えますよ。

“I’m honored to introduce to you, Mr. SUZUKI, Ichiro.”
「この方をご紹介できるなんて光栄です。鈴木イチロー選手です。」

↑これもちょっと意訳。
ゲスト(ここではイチロー)を紹介する際の前置きに当たる表現ですね。

“I’m honored to have been chosen as a councilor.”
「議員に選ばれたことを光栄に思います。」

councilor で「議員」です。
 

“I’m honored that so many of you found the idea worth participating in.”
「あなた方の多くが、このアイディアを参加する価値のあるものだと思ってくれたことを光栄に思います。」

worth は「価値がある」という意味です。
ここでは worth participating in ですから「参加する価値がある」。

[もっと知りたい方は]

以下のグーパス検索を参考にしてみてください。

“I’m honored”


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。