リスニングで、英語のスピードについていけない場合にどうしたらよいか、というテーマでお送りしています。
前回のコラムでは「大量の英語を聞くのをやめる」ということをお伝えしました。
今回は2つ目のポイントです。
2つ目のポイントは、「意味を考えない」ということです。
誤解しないでいただきたいのは、「聞き流せばいい」ということでは決してない、ということです。
しっかりと「英語の音に集中」する必要があります。
ただし、「意味」は考えないようにするのです。
日本人には無意識に意味を考えてしまう方が非常に多いんです。
そしてそれが、日本人のリスニング力アップを実は【妨げて】しまっている、と言っても過言ではありません。
なぜ「意味」を考えないようにするかというと、意識の使い方が正しくないからです。
人間の脳は、1つのことにしか集中できません。
リスニングをして、身に付けたいのは「英語耳」ですよね。
ですから「音」に集中して聴かない限り、リスニング力はアップしません。
意味を考えてしまうと、英語の音に意識がいかなくなるため、知らず知らずのうちに、
「耳」のトレーニングではなくなってしまうのです。
ですからぜひ「意味」ではなく「音」に意識を向けて、リスニングを行なってみて下さい。
(リスニングの正しいやり方については、『頑張らない英語学習法』にもっと詳しく書いていますのでご覧ください。)
うまく「音」に意識できると、以下のような変化が出てきます。
以下は正しい方法でリスニングのトレーニングしていただいた方からいただいたご感想です。
意味が分からなくても音を拾えるようになってきました。
洋画を観ていると、英語がポンポン耳に入ってきます…
単語の意味はわからないのですけど(^^;
これは「意識」の問題ですので、「正しい聴き方」を身に付ければ、
誰でもリスニング力を大幅にUPさせることができます。
「正しい聴き方」を身に付けるトレーニングをしてみたい、
という方はこちらをチェックしてみて下さい。