sayとspeakの違い(speak bad wordsと言えますか?)

 

...sayとspeakの違い(speak bad wordsと言えますか?)


英語学習者

ロイさん、質問です。
 
「悪い言葉遣いをする」
という言い方で
say bad words
という表現が出てきました。
 
これは speak でも問題ありませんか?
 
違いを調べてみたところ、sayとspeakの違いは、
・speak:聞き手を必要とせず、話す「行為」に焦点が置かれる
・say:聞き手を必要とせず、話す「内容」に焦点が置かれる

と出てきました。
 
この場合、行為か内容か判断が難しいのかもしれませんが……
 
よろしくお願いします。
 
イングリッシュ・ドクター

ご質問ありがとうございます。
結論から言いますと speak は使えません。
 
自分でお調べになったこと、そして、その内容を踏まえて
ご質問いただいていることは、素晴らしい学習姿勢です。
 
ただ、英語というものは、日本語での説明によって理解できるもの
ではそもそもないのです。

 
実際の用例を確認して、具体的な使い方を理解する
必要があるのです。
イングリッシュ・ドクター

say という動詞は
目的語に「発言内容」が来ます。

 
例えば
「say yes」とか「say hello」、
I said, “no thank you.”
のように、発言の内容(言葉自体)に
焦点を当てる動詞なのです。
 
日本語の「言う」に近いでしょう。
 
聞き手を表現したい場合には
say hi to him
のように「say ~ to 人」という形を取ります。

 
イングリッシュ・ドクター

speak は日本語の「話す」に近いですが、
目的語を取る場合には「言語を話す」
という意味になります。

 
例えば
Do you speak Spanish?
みたいな使い方ですね。
 
そして speak で「~について話す」
と言いたい場合には
・speak about/of モノ
のような使い方をします。

 
I’m going to speak about love.
(これから、愛について話します)
みたいに使ってください^^
 
なお、聞き手を表現したい場合には
・speak to 人
のように言います。

 
I’d like to speak to John, please.
(ジョンにつないでいただけますか)
というのは電話で使える表現ですよ。
 
イングリッシュ・ドクター

つまり、bad words は「言語」ではないですから
speak の目的語には使えない、
というのが結論なのです。
 
大切なことは、
・speak:聞き手を必要とせず、話す「行為」に焦点が置かれる
・say:聞き手を必要とせず、話す「内容」に焦点が置かれる

といった「説明」だけで英語を理解することは
無理だということです^^
 
ぜひ実際の使われ方をしっかりと
押さえてくださいね。
 
イングリッシュ・ドクター

P.S.
say 以外であれば use を使って
「use bad words」
という言い方もOKですよ。
 

  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    TV・ラジオでおなじみのイングリッシュ・ドクター(英語のお医者さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、「TOEIC L&Rテスト最強の根本対策」シリーズ(実務教育出版)など、計9冊で累計15万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。

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