「好き」なことを仕事にするための「極意」とは?

 

...「好き」なことを仕事にするための「極意」とは?


こんにちは、西澤 ロイです。
 
(発売予告を見て)しばらく前から気に
なっていた本を昨日手に入れました。
 
年間1000万PVの人気ブログ
「No Second Life」
を主宰する
プロフェッショナルブロガー、立花岳志さん
(以下、たちさん)の新刊です。
 
タイトルは・・・
 
『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』
 

 

「好き」というキーワードに反応した私

なぜ、たちさんの本が気になっていたかというと、
タイトルの「好き」という文字です。
 
私ロイは、毎週「めざせ!スキ度UP」という
ラジオ番組
をやっています。
 
スキルをUPさせたいならば、その前に
「好き」な度合いをUPさせるべし――。
 
それが、番組のコンセプトなんですよ。
 
「好き」と「ネット」を接続する……
という本が気にならないはずがありません。
 
そして、実際に読んでみた感想としては、
帯にある通りに、「誰だって好きなことを
仕事にできる情報発信術」が書かれています。
 
ですから、ブログやSNSで情報発信を
したい人、YouTuberになりたい人、ネットを
活用して仕事をしたい人などは、ぜひ
お読みになるといいと思います。
 
時代の波に乗って、好きなことを仕事に
できる方法論が具体的に書かれた良書だと
思います。

 
・・・以上が結論なのですが、私ロイはちょっと
天邪鬼(あまのじゃく)なんです^^
 
「立花岳志(たちさん)」という人間について、
思うところを勝手に書きたいと思います。
 

立花岳志さんとの出会い

私ロイが、たちさんと出会ったのは、
3~4年くらい前でしょうか。
 
私の4冊目となる『頑張らない基礎英語』
出版記念パーティーに、たちさんが来てくれた
ことが、とても懐かしいです。
 
たちさんは、当時すでに独立され、
プロのブロガーとして食べていましたし、
本も何冊も出していらっしゃいました。
 
でも・・・正直なところを、失礼を覚悟で
言うならば、たちさんの何がすごいのかが、
私にはよく分からなかったのです。
 
もちろん、大人気のブログを主宰している
ことは、すごいことですよ。
 
ただ、「すごいこと」をしているんだけど、
「すごい人」という感じがどうもしない。
 
それが、たちさんに対する私の印象でした。
 
…いや、私ロイは、「宇宙人」だと言われる
ことのある大変人ですからね。
 
ですから、たちさんがフツーの人というか、
地に足の着いた、常識的な人に見えて
仕方ないと言いますか(笑)
 
でもですね、たちさんが今までに出された本、
そして、今回の新刊を拝読して、
ようやく分かりましたよ。
 
たちさんの何がすごくて、
何がすごくないのかを(笑)
 

立花岳志さんの別にすごくないところ(笑)

ご本人が、本の中で何度も書いていますが、
たちさんは、もともと無名のサラリーマン。
 
借金があり、思うように生きることができず、
さらに、105kgの肥満体。
 
当時の写真がブログに上がっていますが、
明らかにイケてない^^
 
(いや、今は見た目的にも、生き方的にも
すごくカッコイイと思いますよ!)
 
そういう人が人生を変えてきたプロセスを、
たちさんはブログや本、セミナーなどを通じて、
惜しみなく公開してくれます。
 
そういう人だから(もちろんファンも多い
ですが)アンチも少なくありません。
 
アマゾンを見たら、そういうネガティブな
レビューが(過去の本に対して)ついている
のが目に入ります^^
 
でもそれは、たちさんが「特別なカリスマ」
ではなく、「普通の人」である証拠なんだと
思うんです。
 
誰にでもできる(ように見える)ことを
やっている先駆者だからこそ、
「ねたみ」の対象になりやすいんだと
思うんですよね。
 
もちろん、たちさんはそれを、なかなか
真似のできない高いレベルにまで昇華して
いらっしゃるからこそ、プロのブロガー
として大活躍されているわけですが。
 

立花岳志さんのすごいところ

ここで終わってしまうと、たちさんを
ディスって終わってしまうことになります^^
 
大変お待たせしました。私ロイが考える、
たちさんの凄いところは3つあります。
 

1.好きなことを貫く力

1つ目は、「好き」を貫く力です。
 
世の中の多くの人は、つい妥協して
しまいがちです。
 
好きなことも大事だけど、「嫌いなことも
あるのが世の中だ」「我慢も必要だ」
などと考えるわけです。
 
しかし、たちさんはおそらく違います。
好きなことを、とことん突き詰めているんです。
 
たちさんが好きなものは、例えばiPhoneやMac。
それに関する記事を山ほど書くことで、
たくさんのブログアクセス(つまり収入)に
つながっています。
 
他にも、例えばお寿司。
 
今までの常識からすると、ただ寿司が好きでも
別にそれは仕事にはなりませんよね。
 
お寿司が好きで、食べた写真をSNSにUP
しているという人は、きっと世の中には
たくさんいることでしょう。
 
でも、たちさんには、寿司屋からなんと
コンサルティングの依頼が来ているのです(!)。
 
その違いを、たちさんは新刊の中で
明確に説明してくれています。
 
それは「情報発信」をしているからだ、と。
 
多くの人がSNSに情報を書き込んではいますが、
それは「情報発信」になっていないのです。
 

2.試行&改善

2つ目は「向き合う力」と言えるかも
しれません。
 
たちさんが、もう1つ好き(マニア)なのは、
「ログ」を取ること。
 
「ブログ」という言葉自体が「weblog」から
来ており、ウェブにログを残すことなのですが、
たちさんは日々の様々な行動をログに残しています。
 
ただログに残すだけではありません。
今の時代、iPhoneやパソコンを使うことで、
いろいろなことが見える化できます。
 
そこで、少しずつ工夫し、改善を積み重ねて
いっているのです。
 
ここで私が思い出したのが、世界No.1コーチの
アンソニーロビンズが言っていた、ゴルフの
お話です。
 
ゴルフにおいて、ナイスショットが出た時と、
ミスショットをしてしまった時では、
ボールを打つ瞬間においては、ほんの
1~2ミリの差しかない
のだそうです。
 
つまり、逆に言うならば、わずかな改善を
積み重ねることで、長期的にはとても大きな
成果の違いが表れるということです。
 
たちさんは、それを地道に積み重ねている人――。
その結果、月間1000万PVのような、
圧倒的な成果が出ているのです。
 

3.勇気

もう1つ、大きいと思うポイントは、
たちさんは決して「他人に続こう」とは
していないことです。
 
多くの人が、「前例」を求めてしまい
がちです。
 
道なき道を進むことは、大変ですし、
失敗のリスクも高いでしょう。
 
批判されることもあるでしょう。
 
しかし、たちさんは、そこを
どんどん進むんです。
 
たちさんは、新刊の25ページで
「先行者利益」
という言葉を書いています。
 
実は私ロイは、個人的にはこの言葉が
あまり好きではありません。
 
ちょっと怪しいビジネスとか、
詐欺っぽいようなことに、
他人を巻き込もうとするような人が
好んで使うイメージがあるからです。
 
ですが、たちさんがこの言葉を使うと、
私は全く違うイメージを感じます。
 
「あなたには、自分を貫く勇気があるか?」
 
「あなたには、世界を変える勇気があるか?」
 
そう問われている気がするのです。
 
そして、その勇気に対して、きちんと
対価というか、それ以上に大きな経済的な
リターンが(今なら)あるよ。
 
・・・と言ってくれているような
気がしてなりません。
 

「好きなことを貫く勇気」をくれる本

立花岳志さんが新刊と、そして、その
生き方を通じて伝えてくれていることは、
 
・「好き」を仕事にすることは誰でもできる
・そのためには「情報発信」がキモ

 
ということです。
 
そして、多くの人が「情報発信」を
しているつもりで、できていないのです。
 
・新しい時代の自由な生き方&働き方について知りたい方
・「情報発信」をして世の中に影響を与えていきたい方
・自分らしく生きて、好きなことを仕事にしたい方

 
には、たちさんの新刊がお勧めですよ。
 
なお、ブログなどで情報発信をしたいけど、
「続かない」ことが心配だという人も多いかも
しれません。
 
たちさんは新刊の中で(84~92ページ)、
「習慣を続けるための6つの鉄則」
を教えてくれています。
 
これは、例えば英語学習など、様々なことに
応用できる、いいノウハウだと思います。
 
「情報発信」を続ければ、人生が変わる。
「好き」なことも仕事にできる。

 
今はまさにそういう時代ですから、そのことを
ぜひ多くの人に知ってほしいですね。
 
↓↓↓
 
『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』
 

 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。