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PodCastでの再生回数がなぜか大幅に減った問題
こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
実はここ数ヶ月、悩んでいることがありました。
私ロイは、ラジオ放送のバックナンバーの大部分を
４年ちょっと前からYouTubeやPodCastにＵＰしています。
ただ、１月の途中くらいから、なぜかPodCastの
アクセス数が落ち始めたのです。
グラフでご覧いただきましょう。
（※上に突出している箇所は「神風が吹いた」ためです）
PodCastで情報発信において、これは明らかにおかしいのです。
なぜなら、購読してくれる人は積み上げ式に増えて
いきますから、継続しているにも関わらず、こんな風に
減るのは、正直ありえない出来事なのです。
ご参考までに、YouTubeでのアクセス数のグラフも
ご覧に入れましょう。
上の線がアクセス数で、下の線が登録者数です。
こちらは、同じように神風が吹いた後、
さらにアクセスの伸びを見せているわけです。
現象：既存ユーザーからのアクセスがない!?
別のグラフをお見せした方がもっと伝わると
思います。
以下は、PodCastにアップしてある約２００本の
各音声についての再生回数です。
まずは昨年末の、正常なもの。
（左側が第１回目で、右側が新しい投稿）
新しいエピソードを公開したら、常連さんたちが
それを聴いてくれる、というリズムができて
おりました。
それに対して、先月３月のものがこちら。
第１回目の放送を聞いてくださっている
新規のアクセスは特に減っていないんです。
でも、登録してくれているはずの方々の
リピートのアクセスが全くと言ってよいほどない！
「一体なぜ……！？」
PodCastでの情報発信のノウハウについては、
ネットでの情報が少ないんですよ。
ですので、ずっと原因が分からずにいました。
それが、さきほどついに分かったのです!!
原因は、これでした。
↓↓↓
ポッドキャストのエピソードを記述する
「podcast.xml」というファイルがあるのですが、
その中に半角の「&」という文字が含まれていたこと
が原因だったのです。
私ロイは１２月末に
『TOEIC L&Rテスト最強の根本対策 PART1&2』
というタイトルの書籍を出版していました。
ですから、「Part 1&2」と書いていたのですが、
「&（アンパサンド）」の文字は特殊な記号なのです。
「&」もしくは「&」のように記述しないと、
おかしなことになってしまうのです。
（「&」のように書くことで「&」を意味するのです）
この問題のやっかいなところ
今回の問題のやっかいなところは、記述を
間違えていても、「podcast.xml」という
設定ファイルが全く読めなくなるわけではない、
というところです。
アップルのitunesのサイト上にあるPodCastのページでは
全く問題なく表示されるのです。
そして、新規にアクセスしてくれた人にも、
おそらく全く問題はなかったのです。
ただ、スマホで登録してくれている方から
以下のような報告がありました。
iTunesの「頑張らない英語」のPodcastが
自動更新されず、更新ボタンを押しても
取得できない状態になっています。
つまり、新しいエピソードを公開するたびに
podcast.xmlのファイルを更新して、
itunesサイト上のpodcastページをチェックしているだけでは、
問題が起こっていることにさえ気づけないのです。
私の場合には、アクセス数を毎月チェックして
いますので異変の存在には気づけましたが、
原因は全く分かりませんでした。
対策方法：ブラウザでpodcast.xmlを開く
私はpodcast.xmlを手動で更新しているのですが、
そのたびにブラウザ（私はFireFox派）で
確認すべきだという結論に達しました。
xmlが正しく書けていれば、以下のように
表示される（問題なく読み込める）はずです。
しかし、もしpodcast.xmlに書き間違い
（文法的な間違い）が含まれていれば
以下のようにエラーが表示されます。
追伸
私はこの問題を、二度と繰り返したくありません。
ですから、自分への戒めとリマインドの意味で、
この記事を書きました＾＾
PodCastで密かに同じ問題を抱えていた方、
なぜかアクセスが増えなかった方のお役に
もし立てたならば嬉しいです。
また、podcast.xmlの誤りをご指摘くださったＴさんに
心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
この記事を書いた人
イングリッシュ・ドクター 西澤ロイイングリッシュ・ドクター（英語のやさしい“お医者”さん）。
英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
TOEIC満点（990点）、英検は４級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。
著書に「頑張らない英語」シリーズ（あさ出版）、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』（ディスカヴァー２１）など、計１１冊で累計１７万部を突破（書籍の一覧はこちら）
日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。
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