「英語が話せると、世界中の人と友達になれる」と言われるほど、英語を公用語として使用している国がたくさんあります。
そこから考えると、日本の英語教育は出遅れていると言わざるを得ません。
これまで日本人は、教科書を使った学習法で英語を学んできました。ですから、教科で学んだ文法や単語は頭に入っていても、オーラルコミュニケーションとしての英語を身につけている方が非常に少ないのです。
日本語と英語は構造が違うので、日本語を学ぶように勉強してしまうと、本格的な英語を習得することはできません。
《学習方法》
・耳で覚える
耳で覚えることの重要性を再確認しましょう。
教科書では英語のスペリングを覚えられ、テストでは良い点数がとれるかもしれません。
しかし、単なる文字として英語を覚えると、会話としての英語を習得することが難しくなってしまいます。
ネイティブが話す発音やイントネーションで覚えることこそが、本格的な英語をしっかり学ぶことに繋がります。
例えば、ポッドキャストなどで配信されているリスニングプログラムなどを活用すると良いでしょう。少しずつ英語に慣れることができます。
・ポッドキャストを使用しての学習法
ポッドキャストとはインターネット上で音声ファイル、動画ファイル形式のコンテンツの配信方法のひとつです。
パソコン上で聴くこともできますが、iPodなどのデジタルオーディオプレーヤーにダウンロードするといつでも聴くことができます。
たくさんの英語に関するポッドキャストが配信されています。レベルにあった内容を選びましょう。
通勤中や通学中にポッドキャストで英語を聴き、自宅に戻って分らなかったところを再度聞き直すなど、分からないところを効率的に勉強できるので時間がないという人もぜひ一度お試しください。
・英語ができるようになった先の目標
苦手意識は、英語を上達させたいという思いに対してマイナスに働いてしまう感情です。
しかし、目線を少し変えるだけで楽しく学ぶことができます。上達したのを実感すると嬉しくなり、さらに上達したいと思うようになるでしょう。
そのためにも、英語を身につけた後何をしたいのか目標を決めることが大切です。
自分に英語力を試すために、TOEICを受ける方も数多くいらっしゃいます。
しかし中には、勉強法につまずき、点が伸びずに悩んでいる方も多いようです。
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さて、ポッドキャストで英語を学ぼうと思っても、英語だとよく分からない、難しい、続かない・・・
などといった問題が起こるかもしれません。
耳から学ぶことが大事だと言われても、耳だけでは聞き取れないことも多いですよね。
そこでラジオコーナー「西澤ロイの頑張らない英語」では“日本語で”英語学習のノウハウについてお伝えしています。
毎月2回、レインボータウンFMにて土曜日に放送されています。
YouTube、およびポッドキャストでバックナンバーを公開しています。
これからも英語学習者の方々を精一杯応援していきます。