英会話研修が失敗する2つの落とし穴とは?
こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤ロイです。
とある会社さんから、「英会話の研修をやろう」という話が
出たということで連絡をいただき、ミーティングをしてきました。
「英語」ということで、真っ先に私のことを思い出して
くださったとのこと――。
非常に嬉しく、ありがたいことです。
私が実際に講師をやらせていただくかどうかは置いといて、
まずは、その会社さんの英会話研修がうまく行って欲しい……
という想いから、イングリッシュ・ドクター流の
うまく行くための考え方をお伝えさせていただきました。
「週に1~2回のレッスン」ではダメな理由
まずヒアリングをしてみると、
週1回のレッスンでは少ないだろうから、
週2回で考えている、ということでした。
もちろん、週1回では少ない、というのは
その通りですが、週2回でも少ないです。
いや、そもそも、それが「何の時間なのか?」を
しっかりと理解しておくことが重要です。
もし、
「英会話の講師を呼んで、レッスンを受ける」
という想定なのであれば、うまく行かない可能性が
高いと言えます。
なぜなら、社員さんは
「生徒として先生に教わろう」
というマインドになってしまうからです。
そのようなマインドになってしまうと、
週に1~2回のレッスンを受けただけで満足……
となりがちです。
結果、数ヶ月間レッスンをしても、
ほとんど身につかない、というケースがよくあります。
特に、会社で行なう研修となると、そもそも
社員さんには「やらされ感」が出やすいもの。
自主性を引き出す工夫をきちんと行なわないと、
受身でレッスンをこなすだけになってしまいます。
英会話レッスンは「練習試合」
特に、ネイティブやバイリンガルの英会話講師との
レッスンになると、生徒さんはたくさん英語を
使う練習をさせられます。
テキストがある場合もあるでしょうし、
フリートークのような場合もあるでしょう。
いずれにせよ、そういった英会話レッスンは、
スポーツに例えるなら「練習試合」に当たる
ことを知っておく必要があります。
つまり、大切なのは、普段の練習――。
素振りや走り込みに当たるトレーニングを
していないと、試合で実力は出せません。
ただ試合に出続けるだけで上達する人なんて
いませんから。
つまり、レッスン以外の時間の過ごし方が
大切なのです。
日頃から如何に英語に対する意識を持ち、
使うことができるか?
特に、仕事上で英語を使う機会がまだない
場合には、ここは非常に重要ですね。
まとめ:大切なのは……
ただ英会話講師を呼んで、レッスンをするだけでは
なかなか成果は上がりません。
社員さんがやる気を出し、自主的に学ぶようになり、
望む「上達」という成果がしっかりと出るように
きちんと「仕組み」を作ることを考えてくださいね。
P.S.
これから英会話研修を行ないたい会社さま、
既に研修を実施しているが、思うような成果が
上がっていない企業さま。
ご要望がありましたらアドバイスやコンサルティングも
させていただきますのでお問い合わせください。