オススメできないTOEIC対策とは?(TOEIC講座を開催しました)

 

...オススメできないTOEIC対策とは?(TOEIC講座を開催しました)


こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
 
先日、TOEICのための英語学習に関して
「根本からやり直す英語学習法」というタイトルの
講座をやらせていただきました。
 

(主催してくださいました、Brew株式会社の原さん、ナレッジソサエティさん、どうもありがとうございました)
 
私ロイは、「TOEICテスト最強の根本対策」シリーズを
最近出版しました。
 

 
そこでお伝えしたいことは、
世の中にあふれてしまっている
「TOEICテクニック」
に振り回されないで、ということです。
 
また、TOEICのスコアを目指してしまう
のではなく、英語の実力との両立をすべき

というのが私の考えです。
 
その視点で見ると、世の中にはオススメできない
TOEIC対策のやり方がたくさんあります。例えば・・・
 
・Part毎に出題パターンを押さえよう
・文頭/キーワードを聞き逃さないようにする
・ひたすらに問題を解く
・マークシートの塗り方
・先読みの練習
・推測力を高める

……etc
 
こういうことをやるんじゃなくて、
しっかりとリスニング力を身につけ、
文法&読解力を身につけるべきなんですよ。
 
例えば、リスニングで大切なことは
・「意味」を考えず、「推測」もしないこと
・「音」だけに集中して“聴く”こと
・スクリプトをしっかりと確認すること

なのですが、これが3つともできている
学習者の方は稀です。
 
また、英文法に関しても、
「品詞」や「文型」がうまく理解できていない人が
ものすごく多いんです。
 
私は「英語骨粗鬆症」と呼んでいますが、
英語の骨格を掴むスキルがないと、
難しい英文はいつまで経っても読めるようには
なりません。
 
結果として、リスニングもリーディングも、
推測だらけになっている人が本当に多いんです。

 
TOEICを受験したい、という方は、
英語を基礎から固め直すチャンスです。
 
ぜひテクニックに振り回されることなく、
英語の実力を高める学び方をしていただきたい……
と切に願います。
 
セミナーにいただいたご感想はこちら。
 

英語特有の考え方を教えていただき、目からウロコでした。
他のことにも通じることではあるが、何となくの理解で走り始めるのではなく、最初にきちんと理解することが重要であることを学びました。(M.Y.様、男性)

 

毎日、英語を聞いているが実力が上がらない理由がわかった感じがする。
学んだのは「分からないことをそのままにしない」ということです。(匿名希望さま)

 

文型の把握が苦手だったのですが、突破口を教えていただくことができました。(S.K.様、男性)

 
次回は2時間ではなく、みっちり学べる長時間の講座を
やった方がいいかなと思っています。
 
開催が決まりましたら、このブログでご案内しますので
興味がある方はぜひチェックしてくださいね。
 
P.S. 
「TOEICテスト最強の根本対策」シリーズが実務教育出版より、全国の書店で好評発売中。

リスニング編「Part1&2」はこちら
文法編「Part5」はこちら
 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。