サンドウィッチには3種類あった話(サンドウィッチの日)

 

...サンドウィッチには3種類あった話(サンドウィッチの日)


こんにちは、西澤ロイです。

今日、11月3日は「サンドウィッチの日」です。

なぜ11月3日が「サンドウィッチの日」なのか?

「いい(11)サンド(3)」という語呂合わせに加え、
サンドウィッチという名前の由来になった
「サンドウィッチ伯爵」(the Earl of Sandwich)
ジョン・モンタギュー(John Montagu)の誕生日
なのだそうです。

ただし、彼がトランプ遊びに興じていて、
手軽に食べられるようにパンに具を挟んだものを
食べており、それで「サンドウィッチ」と呼ばれる
ようになった――という巷でよく言われる話は
ガセだという話もあります。

サンドウィッチ伯爵は国務大臣なども務めて
いたそうで、トランプに興じる時間はなかった
はず・・・というのが根拠のようですね。

とにかく、忙しい中、手軽に「サンドウィッチ」
を食べていたということなのでしょうか…?

サンドウィッチには3種類ある

「サンドウィッチ」と言われると、多くの日本人の方は
きっとこういうものを想像するでしょう。

しかし、欧米だとまず以下のような形のものを
思い浮かべることが多いようです。

そして実は、サンドウィッチ(sandwich)には
大きく分けて3種類あるんですが、ご存じでしょうか?

まず、上のような形は
「クローズド・サンドウィッチ(closed sandwich)」
に分類されます。

2枚のパンで挟んだ形ですね。

なお、close(閉じる)ではなく closed(閉じられた)
ですのでご注意くださいませ。

<2種類目のサンドウィッチ>

そして2種類はこのような形のものです。

もしかしたら「挟まれていない」ことに対して
違和感を覚える人もいるかもしれませんが、
こういう形のものは
「オープン・サンドウィッチ(open sandwich)」
と言いますね。

言われてみたら「オープンサンド」みたいな言葉を
聞いたことがある・・・という人も結構いるでしょう。

<3種類目のサンドウィッチ>

そして3つ目の種類はこういうタイプです。

これもサンドウィッチなんですよ。

英語では、潜水艦に見立てて
「サブマリン・サンドウィッチ(submarine sandwich)」
と言います。

略して「sub」と呼ばれます。
そう、ファーストフードのサブウェイ(SUBWAY)は
これなんですよね。


サブウェイ公式Xより引用)


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。