「左脳リスニング病」という国民病

 

...「左脳リスニング病」という国民病


こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
 
一昨日、「英語リスニング耳クリニック」という特別講座を
昼と夜の2回、緊急開催しました。
 
12月になると、いろいろと忙しくなりますから、
その前に講座を開催しておきたかったのです。
 
***
 
英語のリスニング力に自信を持てている
日本人英語学習者はほとんどいません。
 
その原因を私は「左脳リスニング病」
呼んでいます。
 
ちなみに、講座参加者のアンケートで
みなさんに自己診断をしてもらった結果、
回答してくれた方14名の中で、
「左脳リスニング病」の発症率は
100%でした。
 

 
これは「あー」という母音を聞かせた時の
脳の働きを示したものです。
 
アメリカ人は「右脳」を使っていますが、
日本人は「左脳」が優位なのです。
 
詳しい話を始めると長くなるので、
ここでは割愛して、詳細は講座に譲りますが、
 
例えば、推測だらけのリスニングになってしまい、
頑張って英語を聞いても、なかなかリスニング力が
上がらなくなってしまうという厄介な英語病です。
 
また、「左脳リスニング病」が様々な英語病を
さらに引き起こすのです。
 
例えば・・・
 
カタカナ読みをしてしまう、
「カタカナ発音症」(発症率43%)。
 
キーワードを聞き取ろうとしてしまう
「キーワードリスニング症」(57%)
 
聞こえていない単語を想像でつけくわえてしまう
「ゴーストリスニング症」(43%)
 
聞こえた音を知っている単語に当てはめてしまう
「思い込みリスニング症」(79%)
 
・・・etc。
 
そういった英語病にかかっていること自体を
ほとんどの英語学習者の方が分かっておりません。
 
そして、上達しようと頑張って勉強をしますが、
成果が上がらない……という結果に陥ってしまうのです。
 
例えば、骨折をしている人や風邪の人は
運動やトレーニングをしませんよね^^
 
まずは怪我や病気を治すのが先決――。
 
英語でも実は、全く同じことが言えるのです。
 
英語のリスニング力を上達させたければ、
「左脳リスニング病」を治すことを
まず最初にやるべきなのです。
 
それでは、講座に参加された方々の
ご感想の一部をシェアします。
 

英語病に、こんなにいろいろの症状があるとは思いませんでした!
ほとんど全ての症状にかかっていた!(笑)

早速、音だけに集中して聞くことをやってみたいと思いました。
リスニングの勉強方法がわかって、これから勉強してみたい気持ちになり、楽しかったです。
(リリさま、東京都、女性)

 

聞き取れない理由がわかりました。
意識してよく聞くこと、わからない時は調べて理解するようにしたいと思います。
(大谷いずみさま、東京都)

 

とても興味深く、新しい感覚のアプローチのやり方を聞けたと思います。
思い込みでやっていたことも少し見直すことで、レベルアップできそうな気がします。
(久保 麻奈美さま、東京都)

 
では、「左脳リスニング病」の治療はどうすれば
いいのでしょうか?
 
「薬」として処方するならば、
この本をオススメします。
 
全40問のディクテーション(書き取り)問題が
載っていますから、ぜひこれで耳のトレーニングを
やってみてください。
 
なお、
・もっと効率的・効果的な学習法を知りたい
・サポートが欲しい
という方のために、特別な教材もご用意しています。
  
↓↓↓
 


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。