今日は立川で、学研教室さんの研修をやらせていただきました。
対象は、立川地区で学研教室を営んでいる英語の先生方です。
テーマとしては、
・be動詞
・関係代名詞
の指導についてお悩みが多いということで、
その辺りについてお話させていただきました。
従来の教え方だと
・be動詞は「です」
・関係代名詞は「2つの文をつなげて1つにする」
・関係代名詞の目的格は省略できる
・関係代名詞にはthatも使える
・先行詞が最上級、only、every/all/any/noがつく時はthatしか使えない
etc…
と様々な暗記をさせられているんですよね。
その辺りを「感じる」ことができれば、暗記が圧倒的に減るという
お話をさせていただきました。
ただ、最終的に私ロイがお伝えしたかったことは、それとはちょっと
別のところにあります。
英語は今まで「暗記科目」として教わってきている人がほとんどです。
「英語はこういうものだから、覚えなさい」と先生に言われるわけです。
それは、ちょっと視点を変えると、“宗教”みたいなものなのかもしれません。
だって、よく分からないものを、信じろと言われるのですから。
私は、英語は「暗記科目」じゃなくて「納得科目」だとお伝えしています。
それはつまり、「自分の感覚」を使って、しっかりと感じてください、
ということなんです。
英語を教える方の視点としても、生徒さんが「英語ができるようになる」ことは
もちろん大事ですが、それは「結果」に過ぎません。
本当に大事なのは「プロセス」なんです。
では、英語学習における大事なプロセスとは何か?
「自分の感覚を信じられる体験を積み重ねること」、そしてその結果として
「英語の上達が感じられること(そこがつながること)」ではないでしょうか?
ぜひですね、そんな視点を持って英語の指導にあたられる先生が増えることを祈っています。