木村悠選手(ボクシング元世界チャンピオン)からの学び

 

...木村悠選手(ボクシング元世界チャンピオン)からの学び


先日、あるビジネスセミナーに参加しました。
 
講師は、ボクシングのライトフライ級で、世界チャンピオンになった木村悠選手
 
悠さんと出会ったのは、約2年前。
日本チャンピオンだった頃。
 
お世話になっている方に誘われて、
防衛戦の応援に行ったのです。
(写真を見たら2015年4月でした)
 

 

木村悠選手は新型ボクサー

悠さんのことを一部の人たちは
「新型ボクサー」
と呼びます。
 
例えば、商社マンとプロボクサーの
二足のわらじを履いていたこと。
 
(仕事での学びがボクサーとしての
成長にも大きくつながったそうです)
 
減量でも、ご飯(お米)をしっかりと
食べる・・・など、今までの常識を
いろいろと覆した人なんです。
 
そんな悠さんの話をぜひ聞きたい!
と思って行ってきました。
 
 
 

木村悠選手がボクシングを始めたキッカケ

やっぱり、悠さんが普通のボクサーとは
違う、と思ったのは、ボクシングを
始めたキッカケです。
 
なんと中学の時に、不良に
ボコボコにされたこと。
 
強くなりたいと思って始めたボクシングの
虜(とりこ)になったそうです。
 
どうしてもボクサーというと、
元「不良」みたいなイメージがあったり
しますが、そこには全然ハマりません。
 
 

私が刺激を受けた内容

 
さて、木村悠さんのお話を聞いて
刺激を受けた内容をシェアしますね。
 

1.余計な情報を入れすぎない

 
これはつまり、相手の研究をし過ぎない
ということだそうです。
 
相手の研究をしすぎてしまうと、
例えば「左ストレートがすごい」と
洗脳されてしまい、その左ストレートに
負けてしまうとのこと。
 
僕も本を書く時にあまり類書研究を
しないので、なんか共通するものを
感じて嬉しかったです^^
 

2.逆境の時に・・・

逆境は、自分を変えるチャンス。
 
逆境の時に自分を変えられるか?
 

3.「正解」があるんじゃなくて・・・

これは懇親会でおっしゃっていたことです。
 
「正解」があるんじゃない。
そうじゃなくて、その場の状況に合わせて
正解を選ぶべきだと。
 

4.何をやるかより・・・

そして最後にもう1つ。
 
「何をやるか」よりも、
「誰と一緒にやるか」が大切。
 
共に学び、共に成長し、共に勝つ!
とおっしゃっていました。
 
確かに、ゴールを目指すことは大切ですが、
大事なことはゴールにたどり着くことじゃ
ないんですよね。
 
だってゴールは結果論に過ぎないですから。
大事なのは、そのゴールへと向かう
道のり(プロセス)なんですよね。
 
その道を誰と一緒にワクワクして歩くか?
という風に解釈しています。
 
いろいろと刺さりました。
悠さん、ありがとうございました!!


  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。