英語が国際語になった理由

 

...英語が国際語になった理由


グローバル化が進む現代ではビジネスにおいて、世界の共通語として英語が話せることが強みになります。
しかし日本人は中学・高校と授業で習っているはずなのに、英語が身についていない人がほとんどです。
日常会話の文法は、中学校で習うレベルと言われていますが、それができる若者はとても少ないのです。

むしろ、英語の授業で英語嫌いになった方も多いのではないでしょうか。なぜ英語が国際語として共通認識されているのか疑問に思っていらっしゃる方も多いでしょう。

英会話を習うにしても、英語に対する苦手意識があっては勉強も捗りません。まずは、どうして英語が国際語とされているのか、その理由を知ることから始めましょう。

《国際語=英語》

・英語を話す人は世界各国にいる

英語を話す国といえばどこを連想しますか。イギリスやアメリカを連想する方が多いでしょう。特にイギリスは英語の本家とも言えます。
世界で一番人口が多いのは中国です。そのため、中国語を話す人口の方が英語を話す人口よりも多くいます。
しかし、英語を国の第二国語、共通語として定めている国も含めると英語を話す人口の方が多いのです。

イギリスは大英帝国の時代に世界各地を植民地として支配していました。7つの海を支配した、という言葉はとても有名です。
イギリスにはそれほどの支配力があったのです。そして、植民地でも英語を話すように先住民に教育を施していました。
そのために、現在でも英語を共通語としている国が多くあるのです。

・文字数が少ない

イギリスの歴史的背景が英語の国際語に大きく影響していますが、英語の特徴も関係あります。

英語を構成するのはたった26文字のアルファベットです。
日本語は最低でもひらがな50文字、更に濁点や破裂音なども入れるとそれ以上になります。
そこに漢字、カタカナも入ると膨大な数になります。中国語では1万もの漢字が使われているそうです。

このような膨大な数の文字数を覚えることは、初心者にとって非常に難解です。
文字の読み書きができるようになるまで、とても時間がかかってしまいます。
その点、文字数の少ない英語は比較的簡単に覚えることができるのです。

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  • この記事を書いた人

    イングリッシュ・ドクター 西澤ロイ

    イングリッシュ・ドクター(英語のやさしい“お医者”さん)。
    英語が上達しない原因となっている「英語病」をなおす専門家。
    TOEIC満点(990点)、英検は4級。獨協大学英語学科を卒業。言語学を専攻。

    著書に「頑張らない英語」シリーズ(あさ出版)、新刊『英語学習のつまずき50の処方箋』(ディスカヴァー21)など、計11冊で累計17万部を突破(書籍の一覧はこちら
    日本人が「英語ができない時代」を終わらせることを目指して日々活動中。